アホヲタ元法学部生の日常

連絡はTwitter ( @ahowota )でお願いします。アニメを見て法律を思い、法律を見てアニメを思う法アニクラスタ、ronnorのブログ。メールはronnor1あっとgmail.comへ。BLJにて「企業法務系ブロガー」として書評連載中。 #新人法務パーソンへ #オタク流勉強法 #明認方法 「アホヲタ元法学部生の日常」(ブログ)、「これからの契約の話をしよう」(同人誌)、『アニメキャラが行列を作る法律相談所』(総合科学出版)等。

5年間の辛口法律書レビューを振り返る〜その9

5年間の辛口法律書レビューを振り返る〜その9

 

 

9日連続更新のBLJ復活応援シリーズです。ここまで連載を続けてもネタ切れにならないのは、これまでの連載回数がいかに多いか、ということです*1

 

 

ケースで学ぶ 国際企業法務のエッセンス

ケースで学ぶ 国際企業法務のエッセンス

 

 

 

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 今回は、2018年の連載を振り返りたいと思います。

 

 

2018年1月号(No. 118)126頁

 森下 哲朗他「ケースで学ぶ国際企業法務のエッセンス」

ケースで学ぶ 国際企業法務のエッセンス

ケースで学ぶ 国際企業法務のエッセンス

 

 2018年3月号(No. 120)114頁

 岡口 基一・中村 真「裁判官! 当職そこが知りたかったのです。」

 

 柴﨑 哲夫・牧田 謙太郎「裁判官はこう考える弁護士はこう実践する民事裁判手続」

 

髙世 三郎「弁護士の紛争解決力 」

弁護士の紛争解決力 -- 元裁判官による実践的ケースで学ぶ

弁護士の紛争解決力 -- 元裁判官による実践的ケースで学ぶ

  • 作者:髙世 三郎
  • 発売日: 2017/01/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

  2018年4月号(No. 121)112頁

 住友商事株式会社法務部他「新・国際売買契約ハンドブック」

新・国際売買契約ハンドブック

新・国際売買契約ハンドブック

  • 発売日: 2018/01/31
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 2018年5月号(No. 122) 126頁

 園部逸夫・藤原静雄「個人情報保護法の解説」

個人情報保護法の解説 第二次改訂版

個人情報保護法の解説 第二次改訂版

 

 2018年6月号(No. 123) 128頁

 筒井 健夫・村松 秀樹「一問一答民法(債権関係)改正」

 2018年7月号(No. 124) 130頁

 田村 圭「仕事を通じた学び方を学ぶ本」

「仕事を通じた学び方」を学ぶ本

「仕事を通じた学び方」を学ぶ本

  • 作者:田村 圭
  • 発売日: 2017/03/27
  • メディア: オンデマンド (ペーパーバック)
 

 2018年8月号(No. 125) 126頁

 菅久 修一他「独占禁止法

独占禁止法〔第4版〕

独占禁止法〔第4版〕

 

 2018年10月号(No. 127)118頁

ベン・W・ハイネマン Jr.「企業法務革命」

 

 2018年11月号(No. 128)134頁

 上田 理「OSSライセンスの教科書」

OSSライセンスの教科書

OSSライセンスの教科書

 

 2018年12月号(No. 129) 

 藤原総一郎他「M&Aの契約実務」

M&Aの契約実務(第2版)

M&Aの契約実務(第2版)

 

 

  筒井 健夫・村松 秀樹「一問一答民法(債権関係)改正」等のド定番から、田村 圭「仕事を通じた学び方を学ぶ本」等、普通に法務をやっていれば気づかないのではないかという本まで幅広くご紹介できた1年であった。

 

*1:その観点からいうと、牛島先生に対し、連載を続けた、この1点だけは少なくとも尊敬できます。

#杉原千畝プロジェクト 第3弾 ブラック事務所撲滅のために

 

#杉原千畝プロジェクト 第3弾 ブラック事務所撲滅のために

 

新・弁護士の就職と転職――キャリアガイダンス72講

新・弁護士の就職と転職――キャリアガイダンス72講

  • 作者:西田 章
  • 発売日: 2021/01/06
  • メディア: 単行本
 

 

 

 

1. はじめに

 

 「 #杉原千畝プロジェクト 」、すなわち、ブラック法律事務所から、可哀想な被害者であるイソ弁を救済するプロジェクトに関するエントリは、望外のご好評を頂いた。

 


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なんとか多くの人に知っていただき、一人でもアウシュビッツから解放される一助になりたいと、広報活動を行ったところ、ツイートを拡散していただいた。

 

 

 

その意味では、なんとかブラック事務所によるパワハラ被害者をなくしたい、という強い思いで、  #杉原千畝プロジェクト のアドバルーンを上げる、という目的が相当程度成功したので、大変嬉しいところである。

 

ただし、これは、逆にいうと、これほどブラック事務所問題は深刻だ、ということも暗示しており、法令を一番遵守すべき弁護士の業界で、なぜこんなにパワハラが多いのか、という本質的な問題に対し「紺屋の白袴」等と言ってお茶を濁すのではなく、いつか正面から切り込む必要があると感じたところである*1

 

 今回は第三弾として、第1弾、第2弾で伝えきれなかったブラック事務所対応の補足をエントリとしたい。

 

2.「引き継ぎがあるので」は死亡フラグ

 ヤバイ事務所に入って一度は「辞める」と決めたのに、なぜか「ズルズル」辞められず「嵌る」タイプの人がいる。

 

そういうタイプの人の頭によぎるのは、「今すぐに辞表を書いたら、迷惑をかけるのではないか」「この依頼者を放り出せない」「内容証明を書くところまではやってあげた方がいいのではないか」等々である。

 

 確かに、法曹になる人には、責任感ないし使命感が強い人が多い気がする。こういう「乗り掛かった船である以上、最後まで!」という強い思いは、まさにその意識の反映であろう。しかし、その責任感や使命感が命取りになりかねない。無責任に聞こえるかもしれないが、あえて言おう。

 

そんなの全てボスが考えることである。

 

イソがいなくなった後、どうやって事務所や案件を回すのか、というのはボスが考えることで、大体、①自分で引き取る、②残ったイソにやらせる、③友達の弁護士に頭を下げるで、なんとかなる。なんとかならなくてもボスの自己責任である*2

 

どこかキリのいいところまで、という判断は、ある意味では「様子見」の判断である、このような様子見をしているうちに、事態をますます悪化していく。むしろ、「XXするまでは」というのは、ある種の「死亡フラグである。

 

内容証明を出すところまでやって、それから辞めよう

 

          ↓

 

返事が来た。反論をするまでやって、それから辞めよう

 

          ↓

 

交渉決裂だ。訴訟を提起するまでやって、それから辞めよう

 

          ↓

 

訴訟提起した。和解するまでやって、それから辞めよう

 

           ↓

 

和解できなかった。2ヶ月後の尋問自分しかできないからそこまでやって、それから辞めよう

 

           ↓

 

負けた控訴しないと/勝ったが控訴された

 

 

等々と貴重な時間が過ぎていく。裁判を控訴審までガチでやれば2年程度の時間が浪費されてもおかしくない。「辞めると決めたらさっさと辞める」これ以外にない。

 

 

3.「変わる」ことを期待するな!

 例えば、ブラック事務所でブラックな仕事をして倒れたイソに、友人が「倒れるような事務所はダメだよ、早くやめなさい」と助言すると、イソが「確かにボスに問題はありますが、今回の件で反省して、少しは変わってくれると期待しています」みたいな世迷い言をいうことがある。今「世迷い言」と書いたが、これは決して誤記ではない。もう一度言おう。

 

世迷い言

 

である。むしろ断言してもいい。そんな、変わってくれるようなまともなボスなら、倒れるまで働かせないわけである。決してボスが変わってくれることを期待して、ブラックな環境で働き続けるようなことはしていけない。

 

(なお、ブラックボスが最初は「ブラック」だったのが、しばらくしてから「ダークグレー」の対応をすることで、「対応が良くなっている!」等とイソに思わせて、長く仕事を続けさせるというテクニックもあるそうである。すなわち、「間違った基準」を先にすりこみ、その後はその当初の基準よりもベターなら、「まし」だと思わせるというのは、ブラック事務所特有の「洗脳」というパターンである。)

 

4.条件明示の補足

 第1弾と第2弾の内定辞の労働条件明示については、

 

 

という貴重なご意見をいただいた*3。私の意図としては、「可能な範囲」でいいと考えている。第1弾では、鬼舞辻法律事務所の内定という事例で、主要な労働条件を全て網羅したメールを「お礼メール」として送る例を挙げた。要するにこれをやったら内定取り消しになるだろう、という恐怖を感じている人もいるということであり、それ自体は理解できる*4。例えば、Lineで「会費事務所負担で月給40万円+年末ボーナスと理解しました。ありがとうございます!」とメッセージを1通送るだけでかなり違います。

 

つまり、ブラック事務所だと、事前に月40万で合意していても

 

・入所直前のもう他の事務所を選べないない時期に「30万円ね」という

・入所直後に「30万円ね」という

・サイレントで何も言わないのに、振り込み額が30万円

 

 

等というパターンがまま見られる。その際に、元々月40万であることを自認した上で、コロナ等何かの理由をつけて約束を破るパターンもあるが、シレッと

 

「えっ、40万だっけ? うちの事務所の新人イソは、昔から30万でやってもらってるよ。」

 

等と嘯くパターンが本当に存在するのである。。。

 

Lineで「会費事務所負担で月給40万円+年末ボーナスと理解しました。ありがとうございます!」とメッセージを1通送るだけで、このシレッと条件変更をしてくる輩を牽制することができる。

 

5.「ボスの期待に応えられない瞬間」がチャンス

 ボスの期待とイソの実力の間にギャップがある、それは「当然」のことである。もちろん、0.1%くらいの超天才は、ボスの期待を遥かに超えてくる*5のであるが、そうではない普通の我々にとって、働き始めて数日以内に必ずこの、「ボスの期待に応えられない」というイベントが生じる。そしてその瞬間に「ボスの本性」が明らかになる。そう、ある意味では大チャンスなのである。

 

運良くホワイト事務所に入ると、期待に応えていないことがわかると、「それなら、どうすればできるようになるか」を考えて丁寧に指導してくれる*6

 

これに対し、ブラック事務所では、

・暴力ー最悪

・怒鳴るー大声が出る

・キレるー(大声を出さないまでも、侮辱・罵倒等切れ散らかす。)

・見捨てるー放置する(重要な客の仕事を与えるのをやめて、安く受けた筋悪の事件を丸投げする等も含む)

等の対応が生じる。そう、うまくいくと「数日でブラックと見抜けるチャンスが来る」のである。

 

6.「自己肯定感」が鍵!?

 このように、ブラックかどうかの判定は、そこまで難しくないはずである。また、むしろ就活のやりとりの中で既にブラック臭が漂ってくるところもある。例えば、事務所訪問の際にお茶が出るのが遅い等といって、秘書に電話でキレる弁護士がいれば、これは「他人にキレているところを見られて恥ずかしくない」ということで、それだけでブラック認定しても差し支えないところである。そういうところでなぜ働こうとし、働き続けるのか。この点はあくまでも仮説に過ぎないが「自己肯定感」が鍵の可能性がある。

 

 

 自己肯定感が高い人であれば、「自分はいける」と思う。そうすると、怪しい事務所なら、そもそも内定を受諾せず、別の事務所を探す。ミスをしたことが原因でパワハラを受けても「自分は頑張っているのに、そんな酷いこというボスが悪い」と思える。そして、ヤバイと思えば「自分ならもっといい事務所に転職できる」と転職活動をして抜け出せる。

 

 

 ところが、自己肯定感が低いと、ヤバそうなカヲリがする事務所でも、他の事務所で採用してもらえないだろうからと、内定が出たら受諾してしまう、働き始めてからパワハラを受けても、自分がミスをしたのだからとこの仕打ちもしょうがないと思い、しかも、転職もどうせうまくいかないだろうと抜け出せない。。。

 

 

 このような分析をしたところで、単に「自己肯定感を高めればいい」といった簡単な話にはならないだろう。しかし、「被害者になりやすい」人がどういう人なのかを可視化することで、同期等にとって声をかけやすくなるとか、「嵌りやすい」人のパターンを先に知ることで少しは気を付けられる等の意味があるだろう*7

 

7.「怒鳴らない」からパワハラではない!?

「怒鳴らない」からパワハラではない、という超解釈は、「新しい彼氏は私を殴らないの!」的な話であって、論外である。「怒鳴る」以外にもパワハラの方法は多数存在する。

 

例えば、「丁寧な口調で、淡々と、落ち着いて述べる」ものの、その内容が

・修習生以下の書面ですよね。

・弁護士というか法曹に向いていないと思います。

・こういうの読ませられる方の身になって考えてみてください、他人に苦痛を与えていることを自覚してほしいですね。

・下らない質問をするということは、他人の時間を奪っていることだ、ということすらご存知ないのですか。

 といったものであれば、「パワハラ」である。

 

 第一弾でも述べたが、「正当な指導」というのは、起案等の「成果物」に関してそれをどのように修正すべきか、そしてそれはどうしてかを説明するものである。「これではダメだ、直せ」という気持ちは「成果物」に向けるべきであって、それを作成者の「人格」に向ける、というのは、(そういう感情を持ちたくなることがあること自体は理解できるが、)令和の時代の指導方法としては不適格である。

 

 第1弾から第3弾まで、色々なブラック事務所対策を述べてきた。これを参考にブラック事務所が撲滅することを切に願うが、ブラック事務所はしぶとい。また第4弾を書く日は近いのではないか、と考えているところである。

 

 

 

*1:ただし、ここから先はある意味では「闇が深い」ところと思われるところで、他日を期したい。

*2:本来、定着率が低いことは予測すべきであって、そのような予測をしない/できないならボスが悪い、予想しながら打ち手を講じない場合でもボスが悪い、ということでどのパターンでもボスが悪いのである

*3:特に最後の「ぼくも、変えられるように、業界の片隅で努力はする。」というのは大変心に響いた。ありがとうございます。

*4:ただ、その恐怖はどこから来るか、というと、やはり内定をくれた事務所からブラック臭が香ってくるからなのではないか、という気はしなくもない。

*5:そういう先生を何人か存じ上げており、そのうち1名以上はTLにいらっしゃる

*6:フィクションでないですよ、そういうホワイト事務所も存在します!!

*7:なお、そもそも、ブラック事務所のボス弁は、自己肯定感をガリガリ削ってくるので、ブラックに入るところでなけなしの自己肯定感が消滅する、という点はあるかもしれない。

5年間の辛口法律書レビューを振り返る〜その8

 5年間の辛口法律書レビューを振り返る〜その8

 

 

東大ロースクール 実戦から学ぶ企業法務

東大ロースクール 実戦から学ぶ企業法務

  • 作者:淵邊 善彦
  • 発売日: 2017/12/01
  • メディア: 単行本
 

 

 

8日連続更新のBLJ復活応援シリーズです。

 

 

 

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2017年の総括を、2018年の書評号に掲載していただきました。 2018年2月号(No. 119) 54頁です。

 

 

 淵邊 善彦「東大ロースクール実戦から学ぶ企業法務」

東大ロースクール 実戦から学ぶ企業法務

東大ロースクール 実戦から学ぶ企業法務

  • 作者:淵邊 善彦
  • 発売日: 2017/12/01
  • メディア: 単行本
 

 

 平田 政和「オーラルヒストリー企業法務」

オーラルヒストリー企業法務

オーラルヒストリー企業法務

  • 作者:平田 政和
  • 発売日: 2017/03/02
  • メディア: 単行本
 

 

 江頭 憲治郎「株式会社法

株式会社法 第7版

株式会社法 第7版

 

 

三笘 裕他「取引ステップで考える 実践的M&A入門」

 

 金丸 和弘他「ジョイントベンチャー契約の実務と理論」

 

 菅野和夫「労働法」

労働法 (法律学講座双書)

労働法 (法律学講座双書)

 

 

 大内 伸哉「雇用社会25の疑問」

雇用社会の25の疑問 労働法再入門(第3版)

雇用社会の25の疑問 労働法再入門(第3版)

  • 作者:大内 伸哉
  • 発売日: 2017/11/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

大内 伸哉「 AI時代の働き方と法」

AI時代の働き方と法―2035年の労働法を考える

AI時代の働き方と法―2035年の労働法を考える

  • 作者:大内 伸哉
  • 発売日: 2017/01/25
  • メディア: 単行本
 

 

伊藤 雅浩他「 ITビジネスの契約実務」

ITビジネスの契約実務

ITビジネスの契約実務

 

 

 久保田隆「国際取引法講義」

国際取引法講義(第2版)

国際取引法講義(第2版)

  • 作者:久保田隆
  • 発売日: 2018/12/27
  • メディア: 単行本
 

 

 三山峻司「知財実務ガイドブック」

知財実務ガイドブック―知財の活用とトラブル対策

知財実務ガイドブック―知財の活用とトラブル対策

 

 潮見佳男他「Before/After 民法改正」

 

株式会社 電通 法務マネジメント局「広告法」

www.amazon.co.jp

 鎌田明「はじめて学ぶ下請法」

はじめて学ぶ下請法

はじめて学ぶ下請法

  • 作者:鎌田 明
  • 発売日: 2017/11/17
  • メディア: 単行本
 

 

 山口幹生・名取俊也「Q&Aでわかる日本版「司法取引」への企業対応」

 

 三木義一「よくわかる税法入門」

よくわかる税法入門 第14版 (有斐閣選書)

よくわかる税法入門 第14版 (有斐閣選書)

  • 作者:三木 義一
  • 発売日: 2020/03/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 2017年の総括としては、毎月連載で紹介できなかったものも紹介でき、大変有意義出逢ったと考えている。

5年間の辛口法律書レビューを振り返る〜その7

 

 5年間の辛口法律書レビューを振り返る〜その7

 

 

会社法大要 第2版

会社法大要 第2版

 

 

 

7日連続更新のBLJ復活応援シリーズです。

 

 

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2017年から、毎月連載に代えていただきました。四半期毎だと、負荷が集中するのでこれを各月に分散させるという趣旨です。これがうまくいき、締め切りを若干過ぎて大変ご迷惑をおかけしたこともあったものの、1度もやすまず休刊まで毎月の連載が続きました。

 

2017年8月号(No. 113)128頁

 *改正未対応 龍田節・前田 雅弘「会社法大要 第2版」

会社法大要 第2版

会社法大要 第2版

 

 2017年9月号(No. 114) 114頁

* 改正未対応 岡村 久道「個人情報保護の知識」

個人情報保護法の知識〈第4版〉 (日経文庫)

個人情報保護法の知識〈第4版〉 (日経文庫)

  • 作者:岡村 久道
  • 発売日: 2017/05/16
  • メディア: 新書
 

 

*改正未対応 辻畑 泰喬「 最新個人情報保護法

最新個人情報保護法

最新個人情報保護法

  • 作者:辻畑 泰喬
  • 発売日: 2017/06/15
  • メディア: 単行本
 

*改正未対応  関原秀行「ストーリーとQ&Aで学ぶ 改正個人情報保護法

 

2017年10月号(No. 115) 120頁

 潮見 佳男「新債権総論」

 

新債権総論1(法律学の森)

新債権総論1(法律学の森)

  • 作者:潮見 佳男
  • 発売日: 2017/06/17
  • メディア: 単行本
 

 潮見 佳男「基本講義債権各論」

 

 潮見 佳男「民法(全)」

民法(全) 第2版

民法(全) 第2版

  • 作者:潮見 佳男
  • 発売日: 2019/03/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

高須順一他「Q&Aポイント整理改正債権法 」

Q&Aポイント整理 改正債権法

Q&Aポイント整理 改正債権法

 

 

 東京弁護士会法制委員会民事部会「事例に見る契約ルールの改正ポイント」

【債権法改正】事例にみる 契約ルールの改正ポイント
 

 

 山野目 章夫「新しい債権法を読みとく」

新しい債権法を読みとく

新しい債権法を読みとく

 

 2017年11月号(No. 116) 118頁

 島田 邦雄「取締役・取締役会の法律実務Q&A」

取締役・取締役会の法律実務Q&A

取締役・取締役会の法律実務Q&A

  • 作者:島田 邦雄
  • 発売日: 2017/08/05
  • メディア: 単行本
 

 

2017年12月号(No. 117) 120頁

佐々木宗啓他「 類型別労働関係訴訟の実務」

 

山口幸雄他「労働事件審理ノート 」

労働事件審理ノート第3版

労働事件審理ノート第3版

  • 発売日: 2016/12/12
  • メディア: 単行本
 

 

 白石 哲「労働関係訴訟の実務」

裁判実務シリーズ1 労働関係訴訟の実務〔第2版〕

裁判実務シリーズ1 労働関係訴訟の実務〔第2版〕

  • 作者:白石 哲
  • 発売日: 2018/05/11
  • メディア: 単行本
 

 

複数冊の串刺し、比較レビューが多いことと、改正未対応の会社法個人情報保護法等が目立つことがポイントでしょうか。 

5年間の辛口法律書レビューを振り返る〜その6

 

 5年間の辛口法律書レビューを振り返る〜その6

會社謄本 分析事始

會社謄本 分析事始

 

 

 

 

6日連続更新のBLJ復活応援シリーズです。

 

 

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この2019年6月号、2016年9月号、2016年12月号に引き続き2017年3月号(No. 108) 127頁でも、四半期連載をご掲載いただきました。

 

 中村勝彦「会社謄本分析事始(會社謄本 分析事始)」

會社謄本 分析事始

會社謄本 分析事始

 

 圓道至剛「企業法務のための民事訴訟の実務解説」

企業法務のための民事訴訟の実務解説<第2版>

企業法務のための民事訴訟の実務解説<第2版>

  • 作者:圓道 至剛
  • 発売日: 2019/09/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 *改正未対応 田中 亘「会社法

 

会社法 第2版

会社法 第2版

  • 作者:田中 亘
  • 発売日: 2018/12/17
  • メディア: 単行本
 

 

  黒沼悦郎「金融商品取引法

金融商品取引法〔第2版〕

金融商品取引法〔第2版〕

 

 

 長島・大野・常松法律事務所「公開買付けの理論と実務」

公開買付けの理論と実務〔第3版〕

公開買付けの理論と実務〔第3版〕

  • 発売日: 2016/10/19
  • メディア: 単行本
 

 

 酒井 俊和「ファイナンス法」

 

 *改正未対応 我妻 榮他「我妻有泉コンメンタール民法

我妻・有泉コンメンタール民法 第7版
 

 

 絹川 恭久「国際弁護士が教える海外進出やっていいこと、ダメなこと」

 

 島並良他「著作権法入門」

著作権法入門(第2版)

著作権法入門(第2版)

 

 

荒木尚志「労働法」

労働法〔第4版〕

労働法〔第4版〕

 

 

 これまでの紹介から漏れていた良書を多く紹介できたのではないかと思う。

5年間の辛口法律書レビューを振り返る〜その5

5年間の辛口法律書レビューを振り返る〜その5

 

 

会社法の実務

会社法の実務

 

 

 

5日連続更新のBLJ復活応援シリーズです。

 

 

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この2019年6月号、2016年9月号に引き続き、2016年12月号(No. 105) 134頁では、また四半期毎のレビューを掲載して頂いた。

 

 中村 直人・倉橋 雄作「会社法の実務」

会社法の実務

会社法の実務

 

 

 芦原一郎他「国際法務の技法」

国際法務の技法

国際法務の技法

 

 高桑 幸一・加藤 裕則「監査役の覚悟」

 

監査役の覚悟

監査役の覚悟

 

 

門口 正人「民事裁判の要領」

民事裁判の要領―裁判官の視点から

民事裁判の要領―裁判官の視点から

 

 

 大村敦志「新基本民法

新基本民法5 契約編 -- 各種契約の法 第2版

新基本民法5 契約編 -- 各種契約の法 第2版

  • 作者:大村 敦志
  • 発売日: 2020/04/03
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 菅久 修一他「はじめて学ぶ独占禁止法

 

  酒井紀子「独占禁止法入門」

 

 榊原 美紀他「詳説独占禁止法審査手続」

 

 平尾 覚「日本版司法取引と企業対応」

 

 上島正道「よくわかるインサイダー取引規制入門Q&A」

よくわかるインサイダー取引規制入門Q&A

よくわかるインサイダー取引規制入門Q&A

 

 

 

色々と変わり種等も紹介しているが、皆様の参考になれば幸いである。

5年間の辛口法律書レビューを振り返る〜その4

 5年間の辛口法律書レビューを振り返る〜その4

 

会社法のみちしるべ〔第2版〕

会社法のみちしるべ〔第2版〕

 

 

 

この数日アクセス数1位が #杉原千畝プロジェクト

 

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2位が「天気の子」

 

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で、この 「5年間の辛口法律書レビューを振り返る」シリーズは水を開けられているのですが、是非、皆様本シリーズも見ていただき、Business Law Journal再始動への「革命前夜」の雰囲気を醸成していただきたいと思います。

 

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この2019年6月号に引き続き、2016年9月号(No. 102) 112頁には、また四半期毎のレビューを掲載して頂いた。

 

大塚英明「会社法のみちしるべ」

会社法のみちしるべ〔第2版〕

会社法のみちしるべ〔第2版〕

 

 

*改正未対応 近藤 光男「基礎から学べる会社法

基礎から学べる会社法 第4版
 

 

 髙橋 美加他「会社法

会社法 第3版

会社法 第3版

 

 

中山 信弘「 特許法

特許法 第4版 (法律学講座双書)

特許法 第4版 (法律学講座双書)

  • 作者:中山 信弘
  • 発売日: 2019/08/28
  • メディア: 単行本
 

 

 三木 義一「よくわかる税法入門」

よくわかる税法入門 第14版 (有斐閣選書)

よくわかる税法入門 第14版 (有斐閣選書)

  • 作者:三木 義一
  • 発売日: 2020/03/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 森戸 英幸「プレップ労働法」

 

プレップ労働法 第6版 (プレップシリーズ)

プレップ労働法 第6版 (プレップシリーズ)

  • 作者:森戸 英幸
  • 発売日: 2019/04/30
  • メディア: 単行本
 

 

水町勇一郎「労働法 」

労働法(第8版)

労働法(第8版)

 

 *改正未対応 公益通報者保護法逐条解説

公益通報者保護法逐条解説 - 国立国会図書館デジタルコレクション

 

 中村 真「若手法律家のための法律相談入門」

若手法律家のための法律相談入門

若手法律家のための法律相談入門

  • 作者:中村 真
  • 発売日: 2016/05/19
  • メディア: 単行本
 

 

 高橋 宏志「民事訴訟法概論」

民事訴訟法概論

民事訴訟法概論

  • 作者:高橋 宏志
  • 発売日: 2016/03/17
  • メディア: 単行本
 

 

 会社法等改正が相次いでいる分野だが、改正未対応の注記がついているのが2つだけ、というのはまさに「良書は改正される」ということだろう。