アホヲタ元法学部生の日常

連絡はTwitter ( @ahowota )でお願いします。アニメを見て法律を思い、法律を見てアニメを思う法アニクラスタ、ronnorのブログ。メールはronnor1あっとgmail.comへ。BLJにて「企業法務系ブロガー」として書評連載中。 #新人法務パーソンへ #オタク流勉強法 #明認方法 「アホヲタ元法学部生の日常」(ブログ)、「これからの契約の話をしよう」(同人誌)、『アニメキャラが行列を作る法律相談所』(総合科学出版)等。

駒場で学んだ教養レポートの書き方

大学生のためのレポート・論文術 (講談社現代新書)

大学生のためのレポート・論文術 (講談社現代新書)

目次
1.はじめに〜そもそもなぜレポートが課されるのか?
2.授業内容理解を問うレポート
3.文献検索・要約力を問うレポート
4.形式面を問うレポート
5.教養レポート5つのチップス(コツ)


1.はじめに〜そもそもなぜレポートが課されるのか?
 教養の授業では、レポートの提出が求められることがままある。私も1,2年生の頃はレポートを*1合計で50通位書いた。その半数以上は例にもれず徹夜であった。このような経験から、一応自分なりにレポートはこう書くと教授の「出題意図」に合致するというものが見えてきたように思うので、ここに公開したい。なお、私は完全な文系人間なので、基本的には文系科目のレポートを対象としている。


 (1)レポート提出が求められる3つの場合
 レポートの提出が求められる場合としては、①意欲確認*2、②出席確認、③成績認定(テスト代わりないしテストと併用)という主に3パターンがあるだろう。本エントリにおいては、そのうち最も頻繁に行われ、かつ学生が悩む三番目の類型について考察したい。


 (2)成績認定のためのレポートの3つの目的
 成績認定のためのレポートについて考えてみよう。そもそも何でレポートが課されるのだろうか。
 大きく分けて3つの目的があるだろう。それは

①「授業をきちんと聞いて、内容を理解しているかを確かめたい」
②「自分で本を探し、これをきちんと読んで内容を要約できる能力を確かめたい・養いたい」
③「レポートという形式で自分の考えをまとめて発表する能力を確かめたい・養いたい」

 というものである。
 これらの3つの目的を考えることにより、「教授の意に合致した」レポートを書くことができるようになるのである。


2.授業内容理解を問うレポート
 まず、分かりやすいのは、授業をきちんと聞いて理解しているのかを確かめたいというものである。この目的を重視するレポート課題は、レポートのみを課す授業に比較的多く、課題としても比較的具体的なものが出題される。複数個の課題が出される場合も少なからずある。場合によっては、「この授業で挙げられた学説を適宜批判しながら」等と課題文に書かれていることもある。

例1:学習者の動機づけという観点から、仮説実験授業、三宅実践、ThinkQuestの三者を比較し、論ぜよ。(教育関係科目、改題)
例2:人間と同じ知性を持った人工知能の出現可能性について、この授業で挙げられた学説を適宜批判しながら論ぜよ。(哲学関係科目、改題)

 (1)授業内容確認型の出題意図
 このようなレポートを出す出題意図をかなり意訳すると、①せっかく授業を受けたんだから、最低限自分(=教授)の一番伝えたいことだけはきちんと理解して欲しい*3、②テストしてもどうせ一夜漬けだろうから、それよりはレポートという形にまとめることで、内容を復習して定着させて欲しい*4、③この科目・この分野に興味をもってもらえるともっとうれしい*5という三点だろう。

 (2)可を狙う場合
 このような科目の場合、授業内容を要約することが必要最小限であり、むしろ可狙いなら、それで全然大丈夫である。授業(ないし教科書)で必ずこれらの具体的な内容が挙げられて(例えば例2ならドレイフュスの説だとかヒューリスティックだとか)、それについての教授の見解も述べられているはずであるから、教授の見解に沿って授業内容をまとめれば、それで可は必ず取れる*6
 (3)良・優を狙う場合
 良・優を狙っていくためには、授業内容だけでは足りないだろう。「参考図書」というのが教授によって紹介されているはずであり、ここに書いている内容を自説の補強に利用したり、他説の批判に利用することがお勧めである。要するに私は、授業の内容を十分理解したばかりでなく、この授業に興味を持って参考図書も読み、授業の内容を深めましたということを教授にアピールすること、これが授業内容理解を確かめるレポートでよい点数を取るためのコツといえよう。
 なお、基本的には教授の説によるべきであることは5.教養レポート5つのチップス④を参照 


3.文献検索・要約力を問うレポート
 次に、自分で文献を(多くの場合複数)探して、それを要約してまとめる練習をして欲しいというものがある。これは、教養独特の色彩が強いだろう。即ち、専門に入ったら、レポートや卒論という形で、自分でテーマを定め、それについて文献(先行研究)を探してこれらを要約してまとめ、自分の意見を書くことが必ず必要とされる。そこで、教養の段階で必要な文献検索・要約能力をつけてもらおうということで、レポートが出されることが多い。
 この形式の場合、期末テストと併用されるとともままある。出題形式としてはかなりオープンな質問(自分でテーマを定めて等)が問われることが多い*7

例:第二次世界大戦敗戦国を1つ選び、その「過去の清算」について論ぜよ。(歴史関係科目、改題)
例:あなたが学校を作るとしたら、どのような教育コンセプトの学校を作るかを論ぜよ(教育関係科目、改題)
例:この授業の中で出たテーマのうち興味のあるものを1つ決めてそれについて論ぜよ(全科目、オムニバス系に多い)

 こういう問題が出た場合には「そのレポートにどれだけの労力が費やせるか」「この科目でどれだけの点数を期待するか」が重要になる*8

 (1)新書・論文・単行本の違い
 ここで基本的な知識として

  読みやすさ: 新書>単行本>論文
新鮮性・専門性: 論文>単行本>新書

 というのがある。大学教授はまず、自分の興味のある分野について論文を書く。この分野についてある程度論文が集まり、かつ評価がされると、論文をまとめて単行本にする(論文集の場合も書き下ろしの場合もある)。単行本が売れ、かつ一般向け市場があると判断されると新書等の一般向けの本として単行本のエッセンスを分かりやすく書き直すことになる。そこで、上記のように読みやすさは新書が一番、内容の新しさ、専門性は論文が一番となるわけである。

 だからこそ、時間がない人は、そのテーマに関する比較的読みやすい新書を読んで、その内容を要約するのが早い。また、相当の点数が欲しいという人は、単行本、できれば論文集や専門雑誌にある論文集を読んでその内容をまとめるのが学会ないし教授にとってホットな話題について深めることができるので効果的ということになる。

 (2)要約のテクニック
 なお、要約についてだが、これも基本的なテクニックとして、

「はじめに」と「終わりに」に内容の8割が書いている。

 というテクニックは外せない。「はじめに」においてこの研究の位置づけ、この本(論文)の中で解き明かしていきたい問題の所在、解き明かすための手法等を明らかにし、「終わりに」で結局問題の所在に対する自説はどうなったのかについて簡単に根拠を挙げながら書いてくれている。だからこそ、間の部分を読まなくとも、「はじめに」「終わりに」だけを読めば、その本の言いたいことは分かってしまうのである。要約するならば、この部分を引用しながら要約すれば早い。後は自説の理由付けになりそうなところを目次を使って検討をつけて探し、適宜引用していけばよい。なお、論文だと冒頭にサマリー(要約)が書いていることも多い。
 また、教養の授業で眠くなる秘訣は「テクニカルターム」、要するにその専門分野だけで使われる専門用語であり、相当授業を聞いていた人以外は、ここで挫折してしまう。そして、いきなり単行本や論文に飛びつくと専門用語ばかりなので、きちんと授業を聞いていないと理解できない。だからこそ、まじめにやりたいという人でも、最初に新書、特に教授自身、ないし教授の師匠の書いた新書を読んで、テクニカルタームに慣れることを強くお勧めする。

 (3)本の探し方
 本の探し方としては、基本は「教科書」や「参考文献」として指定された本を購入する、ないし図書館で探す*9ことだろう。その教科書や参考文献の末尾に必ず「参考文献」というのがある。多くの場合、章(=テーマ)毎に参考文献がならべられているので、まずは自分のテーマにあった参考文献を図書館で探すことから始めよう。OPAC等の文献検索でキーワード検索をすることも有効であるし、実際に開架の棚のところに行って、本を実際に探してみたり、司書さんに聞いてみるのもよい*10
 いっそのこと教授に「お勧めの本はないですか?」と聞くことも手である。特に既にテーマが決まっている場合において、テーマに即したいい本が見つからないという場合、専門家である教授に聞けば、必ずや適切な本を教えてくれる。場合によっては、本をくれたり、論文をコピーしてくれたりすることすらある。

 (4)よい「自説」を書くために
 内容面としては、「学説をうまくまとめていれば、あとは自説は薄っぺらでよい」というのが基本である。教授は「学生レポートの自説には期待していない」というのが正直なところだろう。卒論以降、特に修論・博論ともなれば、「その人がどういうことを言いたいのか」が重要になってくる。しかし、教養の段階では、そもそも「独創的でかつ批判に耐えうる見解」を提起することは一切期待されていない(専門でもない、高校卒業直後の人にそれを期待するのは酷である。)。あくまでも、卒論等の「練習」として、文献を自分で探し、それを要約する能力を養うことを期待しているのである。
 そこで、基本的には本の内容をまとめて、その上で、自分なりに何らかの結論めいたものを書くだけで、十分評価される。
 なお、教養レベルでよい評価が受けられる「自説」を考え出すヒントをとしては、

①別の内容と関連付けられないか
 例:既に取った別の科目の内容と関連付けて論じられないか?
②教授の説を発展させるとどうなる?
③教授の説と反対説は止揚できないか?
④最近の研究で教授の考えを補強(ないし否定)するものはないか?
⑤教授の考えを純粋に貫いた場合に何か不都合は生じないか? その不都合を回避するために部分的に修正する必要があるのではないか?

 等が挙げられる。

 (5)インターネットは補充的に
 なお、インターネットの利用は「何もしないよりはまし」だが「本を使わずにインターネットだけというのは印象が悪い」というのが一般的な印象だろう。理由としては、2つある。
 まず1つは、インターネットサイトは間違った内容にあふれているということがある。有名なwikipediaであっても、相当数の間違いがある(なお、私のサイトにも間違いは相当数あるだろう)。だからこそ、編集者や他の研究者のチェックがないインターネットサイトを「さも信頼できる情報のように引用」すると文献検索能力が低いなと思われてしまう。
 2つ目は、「インターネットに全てのことが載っているわけではない」ということである。例えば、重要な判例でも、インターネット上にはなく、「判例時報」や「判例タイムズ」等の紙メディアにしか載っていないものはごまんとある。そこで、インターネットだけに調査対象を限定したということは「片手落ち」と見られる可能性があるのである。
 とはいえ、「自分の家にいながら、様々な情報が手に入る」というメリットが大きいので、補充的に使用することをお勧めする。基本的には本の内容を使って書くが、本がみつからなかったり、最新のデータが本にない場合等に、インターネットを利用する。その場合も、できるだけ信頼性の高いサイトを利用するというスタンスがいいだろう。
 なお、インターネットの有名サイト(各学校の過去問サイト等)で出回っている、「過去のレポートの解答例」等を丸写しにすると、バレる可能性が高い*11。また、その「テーマ」でググって上の方に出るサイトの内容をそのまま丸写しにしてもバレる可能性が高い。単位をもらう以上は新書を1冊読む努力をするのが最低限の礼儀であろう。


4.形式面を問うレポート
 また、これは上記2つの目的のどちらかと併存することが多いが、「卒論・レポートの形式を学んでもらう」という目的でレポートが出される場合が多い。これが出題形式としてテストではなくレポートを選択する大きな理由になっている場合も多い。学者の世界では、論文の形式で自説を説得的に述べて何ぼである。いくらいい考えをもっていても、論文の形式でわかりやすく発表できなければ何もならない。また、形式面でもきちんとしていないと評価されない。

(1)まずは問題をよく読む
 ほとんどの教授は「生徒はレポートの形式がわからないからきちんと注意しておこう」と考えている。そこで、例えば

A4の用紙にプリントアウトし、左側に2箇所ホチキスで閉じること
表紙をつけ、タイトル、学籍番号、名前、授業名(曜日)、提出日、目次を書くこと。
末尾に参考文献を著者「書名」参考頁数,出版社(出版年月日)の形式で書くこと。

 等の指示が問題文に書かれていることが多い。この指示には最低限従うこと。提出期限を破るなんて論外である*12

(2)一般的なレポートで守るべき「形式」
 小笠原喜康著「大学生のためのレポート・論文術」から形式面で重要そうなところをピックアップしてみたので、参照されたい。

A4を縦に使って横書き
1ページの書式は40字×30行
フォントは明朝10ポイント*13
余白は上下・左右30ミリ
中央下部or右上部にページ数を打つ
教授名・授業名・授業時間(「水曜二限」等)・提出日・学部学科名・学生番号・氏名は冒頭or表紙に
はじめに→目次→主張と論展開紹介→現状分析による問題提起→先行研究の批判的検討→解決方法の提示と主張の意味→まとめと今後の課題→参考資料→引用・参考文献一覧→おわりに等の順に書き進める(卒論の場合。レポートレベルであれば適宜省略できる)
「である」体で統一する。
5,6行に1回段落を取る。
アルファベット・数字は半角
人物名に敬称を入れない
禁則処理(文頭に句読点等がこないような)処理をする
疑問符感嘆符の次に1字開ける
従来型の引用記載例は
 著者名(翻訳者名)『書名』出版社名、出版年、引用ページ、(シリーズ名。)
例:小笠原喜康『大学生のためのレポート・論文術』、講談社、2002,p55、講談社現代新書
インターネットについては運営主体、記事の日付、情報テーマ、(サイトURL)、情報入手日を記載
例:ronnor.(2007.5.4).駒場で学んだ教養レポートの書き方.(http://d.hatena.ne.jp/ronnor/200070504/).2007.5.4取得

 なお、同書はこの他にも形式・内容面で参考になることが多いので、参照することをおすすめする。

(3)引用部分と自説部分を明確に分ける
 自分の意見と他人の意見をはっきり分けるのが学者の世界の超基本ルールである。他人の意見と自説を分けないと、「パクリ」といわれてもしょうがない。これができていないと大幅な減点の対象になる。

(4)要求に答えるだけではなく分かりやすく
 形式面は、単に要求にこたえるだけではなく、フォントの大きさ、場合によっては色、段落構成、図表等を利用してとにかく見やすく分かりやすくする。教養の場合は100人単位の採点をするのだから、印象が大事。手書きの場合は「一生懸命頑張っているんです!」というのが分かる「下手でも丁寧な」字で書く。綺麗で丁寧な字でレポートが書かれていると、不可と可の境界線上の内容の場合に可になる可能性が高まるらしい(某教授の雑談より)。


5.教養レポート5つのチップス(コツ)
 ①付箋を活用
  本には付箋を貼りながら読んで行く。「引用しておきたい」ところは横に、「参考になる」は上に、「もしかすると後で見たくなるかも」は下に等と工夫すると分かりやすいが、「評価されるのは付箋の貼り方ではなくレポートの内容」なので、あまり神経質になってもしょうがない。

 ②打ち込んでみる
  参考にした本の中の引用したい部分、参考になる部分をパソコンに打ち込んで、これを並べ替えて間を埋めていくと、レポートができる。打つのが遅い人だと大変だが、遅かれ早かれ高速タイピングが必要となる時期が来るのだから、あきらめて打ち込んでみると、意外と作れる。頭の中だけでああだこうだいって考えても進まない。

 ③英文文献・原典に当たったことをアピール
  英文文献・原典に当たったことをアピールすると、やけに評価が高くなる。英語が苦手といった場合でも「日本語文献に原典が孫引きされている場合に、原典の頁を記載する」といったことをすれば、アピールできる*14

 ④教授の見解に真っ向から反対しない
  教授は、授業で話す「自説」に相当の根拠と誇りを持っている。ほとんどの教授は「どの説を取ってもそれだけで減点にしない。」と公言しているし、「反対説を取っただけで減点する」という教授はめったにいないだろう。しかし、反対説を採るということは教授の「相当の根拠」を切り崩さない限り評価されないということを意味する。それだけの専門知識・時間・労力がある学生は少ないだろう。だからこそ、教授の見解に反対する場合には「部分的反対」「アウフヘーベン止揚)」に留めるべきであり、「基本的に教授の見解は正しいが、この部分はこう考えた方がよりよいのではないか」「教授の見解と反対説を止揚してこう考えるのがいいのではないか」といった議論をすることが、「教養でよい評価をされるレポートを書く」という観点からは勧められる方法だろう。

 ⑤一夜漬け*15はとにかく資料を限定
  レポートは、まじめにやろうとするととにかくいろんな資料を読みたくなる。とはいえ、一夜漬けが決定している場合に膨大な量のコピーを前にすると、絶望的な気分になる。だからこそ、時間がないならば割り切って資料を限定するのがよい。例えば「授業ノートと新書1冊」に限定するわけである。新書1冊なら読むのに2時間であろう。そして、教授の説をベースに、「この本に書かれている実験によって、教授の説は補強される」といったことを書くだけでよい。

まとめ
 ①内容理解・②文献検索要約力・③形式面でレポートの書き方を学ぶことの3つが成績評価としての教養レポートを課す基本的な目的である。それぞれの問題がどの目的をもって出題されているかを考えることで、教授の意に沿ったレポートが書け、よい評価がされ、また授業内容を理解し、文献を検索・要約する力もつけることができる!

関連:大学教授に気に入られる方法 - アニメキャラが行列を作る法律相談所withアホヲタ元法学部生の日常

*1:小さいのも含めて

*2:授業申込の際のレポート等。ゼミでは時々あるが、教養の授業では少ない

*3:他の分野に行く人であっても、「マイナスイオンだから身体にいいわけではない」とか「結果が発生しても責任(故意過失)がない限りは罪を問えないのが刑法だ」といったその分野における基本的なこと(≒その教授がその授業でいいたいこと)を理解しておいて欲しい。だからこそ教養をやっているという側面がある。

*4:大部分の人が一夜漬けでしか勉強しないというのは教授もわかってます。

*5:基本的に、教授はその分野のオタクです。その分野が大好きで研究してたら教授になりましたという人が大部分です。その分野の「布教」は教授の生きがいの1つです。ということは、一人でもこの教養の授業でこの分野に興味を持つ人を増やしたいという気持ちがあるのはずです。

*6:別にこのことを勧めるわけではないが、結果的に授業に出られなかったが単位が欲しいという人は、きちんと授業内容を忠実かつ詳細にノートにまとめている人のノートを借りることが単位への近道である。可がとれなかったら、ノートの取り方が悪いか、要約の仕方が悪いか、またはそもそもこの類型のレポートではなかったということだろう。

*7:なお、この類型化はあくまでも大雑把なものであり、同時に授業内容の理解のみならず文献検索・要約力を問うレポートも少なくない。

*8:なお、労力は費やせないが点数は欲しいとか言うのは無理な注文である。

*9:レポート提出期限直前は借りられていることが多いので注意!

*10:大学図書館でレポート提出期限直前に「レポートのため」というのを丸出しで聞くと印象が悪いことには注意。

*11:教授にもよるが

*12:デッドラインに遅れたら0点が当然で、減点してくれるだけありがたいと思うべき

*13:裁判実務では12ポイントが多いですかね?

*14:別に勧めるわけではないですが

*15:ないしそれに準じる短期間で仕上げないといけない場合