AIRLINE (エアライン) 2006年 06月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: イカロス出版
- 発売日: 2006/04/28
- メディア: 雑誌
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1.スターフライヤーとは
今年で3年目の新興航空会社。コーポレートカラーの黒を基調に、「全席ビジネスクラス」を売りに、東京⇔福岡・関空便を運行中。
2.改善してほしい点
まず、新興航空会社の悲しさか、羽田でも、関空でも、端の方にある搭乗口まで移動しなければなりませんでした。一時期のスカイマーク程ひどくはないといえ、重い荷物を持って移動する場合には要注意です。
次に、「全席ビジネス」ということで黒皮張りシートが用意されているものの、席の広さはエコノミークラスです。液晶画面が全席についているというのはよいところですが。
更に、備品がちゃちです。「安全のしおり」は明らかにデジカメで撮ってプリントアウトしたことがわかるチープなつくりですし、イアホンも片方の音が割れていました。こういうところで安いものを使うのではなく、クオリティーの高いサービスを提供してリピーターを増やすことで黒字転換を図ったほうがよいと思うのですが。
3.よいところ
唯一評価できるのが、機内のミュージックレパートリーの中に「Jazz meets Anime song」と題して、アニソンをジャズピアノでアレンジして聴けるチャンネルがあったこと。こういう「一部の人」の心を掴むような企画をきちんと入れてること、これだけは評価できます。
まとめ
スターフライヤーは搭乗口の辺鄙さ、経費節減の仕方等改善すべき点は多々ある。
もっとも、アニソンを機内で流す等、一部の人の嗜好を捉えた企画が実現しているところは、今後が楽しみなところである。