ついに2冊目の本が出版されました!!
1 1冊目と打って変わって「真面目路線」に
このブログを約20年前から見てくださっている方からすると、「あの大学生が真面目な本を出すようになったか」、と隔世の感を覚えられるかもしれないが、2011年の1冊目の商業出版である『アニメキャラが行列を作る法律相談所』からは大幅に真面目な法律実務書を出版させて頂くことになった。
2011年に1冊目の商業出版をさせて頂いた後、Business Law Journalにおける辛口書評連載等、公的な活動もさせて頂いていたものの、なかなか商業出版ができていなかった。2022年と10年以上間隔が空いたものの、ついに2冊目の商業出版をさせて頂き、大変感慨深い。
2 京野先生との出会い
本書に関してなんといっても感謝しなければならないのが編著者を務めて下さった京野先生である。
そもそも、本書には『Q&A若手弁護士からの相談374問』という先行する第一弾の書籍がある。
同書をBusiness Law Journal2019年8月号(No. 137)122頁の「辛口法律書レビュー」で批評したのが全てのきっかけであった。京野先生から、このレビューに対して高い評価を頂き、第二弾に参加して欲しいという大変光栄なお申し出を頂いた。
その結果、第二弾は企業法務・自治体・民事編となり、最終的には、「企業法務」で頭を悩ませるような具体的な問題172問について私が文責を務めることとなった。
なお、本書はいわゆる法律事務所所属の若手弁護士を想定読者とした1冊目(『Q&A若手弁護士からの相談374問』)の後継であることから、「読み手の目線」としては、法律事務所所属の若手弁護士を想定した記述にはなっている。
但し、内容面については、法務パーソン(インハウスかを問わない)にとっても役に立つものにしようと頑張っている。
よろしくお願いします!!