アホヲタ元法学部生の日常

アニメを見て法律を思い、法律を見てアニメを思う法アニクラスタ、ronnorのブログ。頻繁にツイッター(@ahowota)に出没しております。メールはronnor1あっとgmail.comへ。BLJにて「企業法務系ブロガー」として書評連載中。 #新人法務パーソンへ #オタク流勉強法 #明認方法 「アホヲタ元法学部生の日常」(ブログ)、「これからの契約の話をしよう」(同人誌)、『アニメキャラが行列を作る法律相談所』(総合科学出版)等。

ローゼンメイデン休載問題記事についてのお詫び

Rozen Maiden 1 (バーズコミックス)

Rozen Maiden 1 (バーズコミックス)

 私は、1月29日に看板作品の休載と錯誤〜ローゼンメイデン休載問題についての法的考察 - アニメキャラが行列を作る法律相談所withアホヲタ元法学部生の日常という記事を書いた。その最後の「まとめ」において

まとめ
 Rozen Maidenが掲載されていることを期待してコミックバーズを買ったのに、掲載されていなかったという場合、困ったAは「法律的」には、錯誤を主張して、契約の無効を主張できる(要するに本を返すから金を返せといえる)*10。
 もっとも、本当にRozen Maidenを愛する読者であれば、返品せずに、雑誌の中にあるアンケート葉書*11に「peach-pit先生との早期和解、早期連載再開を!」等と書いて編集部に送るべきあろう。
 法律的な「正解」と、真の「正解」は違うのである。

 と書いた。この記載の前提は「コミックバーズ編集局側が原因で休載が発生している」ということであった。

 この記事に対し、名村大成堂を名乗る*1関係者の方からコメントをいただいた。

名村大成堂 『一応内部関係の人間です。
制限内で言える事を書かせてもらいますと、
2月号の入稿時点(12月中頃)では通常通り編成は進捗してたんですがね.....
ただ〆の2日前に急遽決定で24ページ分一気に落ちてしまいまして。
年末でただでさえ忙しいのに代原の作業でてんやわんやだったのを覚えています。
ちなみに1月号もPEACH-PIT側の作業の遅れで〆を2日オーバーして発売が遅れました。』

http://d.hatena.ne.jp/ronnor/20070129#c1177861995

 要するに、むしろ作者側が原稿を落としたのが休載問題の原因なんだという記載である。

 そもそも私が上記のような記載をした根拠は、過去のpeach-pit公式サイトにおける

「作者都合による休載」扱いとなったようです。
詳しい事情をお話しできず非常に残念ですが、編集部側に掲載の意志があれば次号誌上で詳細をお知らせできるかと思います。
もう少々お待ち下さい。
楽しみにしてくださっていた皆様には本当に申し訳ありません。

という記載であった。

 この記載から推測して、「コミックバーズ編集局側が原因で休載が発生している」と考え、上記のような記事を書いた。

 さて、記事に対する上記コメントが本当の内部関係者のコメントかどうか、及びこの内容が本当にその通りなのかは別として、正直なところ、私はこれまで「PEACH-PIT側が原因かもしれない」とは考えたことがなかった。上記の公式サイトの記載から、原因は編集部側にあると、いわば思い込んでいた。ただ、ここで今、「もしかするとPEACH-PIT側にも原因があるかもしれない」と考え出すと、その可能性はないとはいえないと思う。
 結果として、私の記載には、当事者の一方の、しかもあいまいな表現から、編集部が悪いと決め付けていた、即ち客観性に欠いたところがあった。少なくとも2007年5月1日現在までに与えられている情報からでは、休載の原因がどちらにあるかは「決められない」「わからない」というのが正確であり、それなのに一方が悪いことを前提に記事を書いたこと自体は、*2自分として反省しなければならない。

 そこで、記事の該当部分を削除した上で、ここに幻冬舎及びコミックバーズ編集部、及びPEACH-PIT様をはじめとする関係者御一同に対し、不確かな憶測を前提とした記載をした点をお詫びしたい。

まとめ
 「一方当事者の言明」しかも「あいまいな言明」しかないところで、それだけをもとに一方当事者が悪いと決め付けて記事を書いてしまったことは、間違っていた。当該エントリにおいては、当該記載部分を削除の上、本エントリにリンクを貼ることとした。

付記:ローゼンメイデンは、7月号でバーズでの連載が打ち切られることになったようである*3。この結果は*4一読者として非常に残念である。

*1:自称

*2:仮に今後、結果的に編集部側に非があると判明したとしても

*3:堂々の最終回 「Rozen MaidenPEACH-PIT

*4:原因はおいておくとして