#若手弁護士からの相談 199問の重要設問27選【共著者による広告宣伝】
#PR 『 #若手弁護士からの相談 199問』から重要な問題を27個ピックアップ!
2023年4月15日にじゃんく様( @jank_2525 )にTwitterスペースで本書を取りあげていただきました。ありがとうございます。
若手弁護士からの相談199問につき、スペースで「企業法務もインハウスも外部弁護士も、このQは要チェックです」と申し上げた箇所を以下、数字のみ記載します。
— じゃんく/辻野深由 (@jank_2525) 2023年4月15日
該当Qの解説、相談で80分ほど話をさせていただきました。
3, 6, 7, 13~20, 38, 42, 47, 53, 54, 61, 72, 89~94, 110, 160, 165
じゃんく様がその豊富な実務経験から最重要設問を27個選んでくださいました。質問だけですが、以下の通りです。
Q3 依頼者から是非弁護士の「適法意見」が欲しいと言われたが、調べれば調べるほど怪しい場合にどうすればいいでしょうか?
Q6 色々調べたものの、その問題が新しいことから、「答え」がない場合にどのように回答すればいいでしょうか?
Q7法律相談で依頼者の期待に応える上で、相談の場において、又は事前に気をつけるべきことはあるでしょうか?
Q13 依頼者が欲しいサービスを提供したいのですが、依頼者は何が「欲しい」のですか?
Q14 依頼者のビジネスプロセスというのは具体的に何を知るということですか?ビジネススキームの理解のことですか?
Q15 依頼者のビジネスプロセスは依頼者の担当法務パーソンが知っておくべきであり、顧問弁護士は知る必要がないのではないでしょうか?
Q16 頑張って成果物を出したのに、なぜ「それでは使えない!」と怒られるのですか?
Q17 依頼者のビジネス判断に委ねていいですか。
Q18 どうして依頼者は至急・緊急で要求をするのでしょうか?
Q19 どうして金曜に翌週月曜までの依頼が来るのですか?
Q20 納期を伸ばす方法はありますか?
Q38 どうやって「安全」にビジネスを前進させればいいでしょうか?
Q42 自社のビジネスで必要な法律知識を全部自分で持つ必要はないとのことですが、それでは何が必要ですか?
Q47 法務パーソンがビジネスを熟知すべきと言いますが、熟知すべき自社ビジネスの内容は具体的には何ですか?
Q53法務の行うコミュニケーション上の留意点にはどのようなものがありますか?
Q 54ビジネスから情報を引き出すコツは何でしょうか?
Q61 どうすることでそのようなキーパーソンとの良好な関係を形成することができるのでしょうか。
Q72具体的に、内外の橋渡しをどうするのですか?
Q 89上司から案件の依頼があったらどうすればいいですか。
Q 90上司に成果物を上げると「やり直し」をさせられます。
Q 91上司に「遅い」と怒られます。
Q 92上司に相談しても、「何も考えていない」と怒られます。
Q 93自分なりに考えていた点について「この点を考えていないのはおかしい」と怒られます。
Q 94上司に相談する際にメモをすべきですか?
Q 110緩急・メリハリのある対応とはどういう対応ですか。
Q160 インハウスとは何ですか?
Q 165インハウスが他の法務パーソンより難しいところはありますか?
もし、本書の購入を迷われている方がいらっしゃいましたら、是非書店等でこれらの重要設問の回答を立ち読み頂き、ご購入のご判断をして頂ければ幸いです。
#PR 刊行記念座談会企画〜『Q&A若手弁護士からの相談199問 特別編―企業法務・キャリアデザイン』が刊行されました!!
【広告記事】京野哲也=ronnor=dtk『Q&A 若手弁護士からの相談199問 特別編―企業法務・キャリアデザイン』出版記念ブログ上座談会 #PR
ronnorの3冊目の著作である、『Q&A 若手弁護士からの相談199問 特別編―企業法務・キャリアデザイン』が出版された。これは、『 Q&A若手弁護士からの相談 374問 Q&A若手弁護士からの相談 374問 』から始まるシリーズの第3弾であり、ronnorは既に第2弾の『Q&A若手弁護士からの相談203問 企業法務・自治体・民事編』に関与している。本エントリは『Q&A 若手弁護士からの相談199問』宣伝のため、共著者のdtk先生と本書について語る座談会企画である。
を、刊行後につき
も参照されたい。
1 はじめに
ronnor:dtk先生、ついに出版されました。おめでとうございます!
dtk:出版まで来ましたねえ...(遠い目)。
ronnor:約1年前の正月に突然原稿をお送りしてしまい申し訳ございませんでした。
dtk:最初の章の原稿(第2編第1章の草稿)を読みながら気づいたことがいくつかあったので、コメントを付して返信したあたりから話が始まったわけで...。
ronnor:正月のゆっくりされたいであろう時期に、連日本書1章分の原稿のレビューをして頂き、感謝しています。
dtk:熱のこもった原稿の最初の読者になれたのは楽しかったですし、大兄のリアクションもよかったので、やり取り自体が大変楽しかったです。そして、そこからさらに内容が進化して、最終的にこのような本という形になったわけですが、その一連のプロセスに参加させていただいたのは有意義でした。
ronnor:最初は2022年12月の法務系アドベントカレンダーの記事として、これまで「#新人法務パーソンへ 」というハッシュタグを使ってTwitter上で呟いていた内容をまとめようと思ったという程度でしたが、dtk先生のレビューを踏まえて大幅にブラッシュアップされたので、京野先生に出版社との交渉等の骨を折って頂き、出版にこぎつけました。
dtk:原稿を確定させる前には、こちらの益体もないブログを全部遡って読むという作業をされ、眩暈を禁じ得ないというか、頼むからやめてくれというか...(苦笑)。
ronnor:元々リアルタイムで拝読していたので「あったあった」という感じで思い出しながら取り込ませて頂きました。法務に役立つ知恵の塊ですので、共著にすることを認めて頂いたことを契機に、書籍にして共有すべき貴重なノウハウを反映させて頂きました。
【ここで「定番遣取」*1が発生しており、詳細は省略します。】
2 コンセプト
dtk:「若手弁護士からの相談」シリーズの第3弾となっていますが、ronnorさん関与前の第1弾及びronnorさんが最初に関与された第2弾とは大分毛色が違いますね。
ronnor:そうですかね? ここはシリーズを通じてどのようなメッセージを打ち出すか、ということを結構真剣に考えています。要するに「若手弁護士が何を必要とするか」というと、まずは一般民事に従事する(ことがある)弁護士の方が多い訳です。そこで、京野先生が、まずは一般民事の悩みを解決する第1弾を出版されました。そして、一般民事以外だとやはり企業法務が多いので、第2弾から私も入らせて頂き、企業法務の悩みを解決することにした訳です。
dtk:なるほど。特定分野の悩みには前の2冊で対応済という前提で、キャリア、仕事のノウハウやコミュニケーションという、特定の法分野に属しない悩みを第3弾で解決する、ということですか。
ronnor:ご明察の通りです。実務で解決すべき悩ましい法律問題への回答の指針は第1弾及び第2弾でかなり詳細に参照すべき対象を明示して示したつもりですので、今回の第3弾は「法律問題以外の悩み全て」というコンセプトにしています。
3 対象読者
dtk:企業内の法務担当者、企業外の弁護士さん双方に役に立ちそうな内容が多いですね。
ronnor:第2編は、新人法務パーソン向けのアドバイスとして呟いた内容の発展や、dtk先生のブログの内容を大幅に盛り込んで、法務パーソンがどうすればより良く業務を進めていくのか、という内容を入れていますので、是非広く法務パーソンの皆様にもお手にとって頂きたいですね。
dtk:第1編と第3編は企業法務に特化せず、様々な弁護士のキャリアを説明していますね。
ronnor:私自身は一般民事について、からきし知見がないので、京野先生にお助け頂きました。
dtk:共著であることの強みが出ているところですね。
4 読み方
dtk:この本の読み方としては、最初から通読するか、それとも、必要に応じてつまみ読みするか、どちらが良いでしょうかね。
ronnor:最初にdtk先生にお送りした際は頭から読むコンセプトでドラフトをしていましたが、「若手弁護士からの相談」シリーズの第3弾となることを踏まえて、Q&Aとし、それぞれのQ単位で読んでも違和感がないようにブラッシュアップしました。そこで、頭から読んで頂いても、問題意識に合わせてQ単位で読んでいただいても大丈夫です。
dtk:他のQへのクロスリファレンスが多いのもそういう意図を踏まえてのことですよね。
ronnor:出版社が違うのですが京野先生が『クロスリファレンス民事実務講義』を出されているので、京野先生と一緒にクロスリファレンスを頑張りました。
dtk:最初に自分が知りたいQから初めてそこからリファー先のQへと飛ぶ読み方もあり得ますね。
5 総括
dtk:アカウント名とはいえ、自分を示す名前がついた本を出すことができ、また、そこにこれまでのブログの内容も盛り込まれているということで、いまだに信じられない気がします。
ronnor:私にとっては3冊目ですが、是非4冊目、5冊目へとつなげていきたいですね!
dtk:本を書くのが好きだし、苦にならないということですね。
ronnor:まだ存在しない「私が読みたい本」を現実化させるプロセスは、今から楽しみです!
dtk:もし、こちらでお役に立てることがあれば遠慮なくどうぞ。
ronnor:ぜひよろしくお願いします!!
*1:お互いに相手のことを褒め合う現象について、経文緯武先生( @keibunibu )が名付けられたもの。
私家版 法律書の「読み方」マニュアル
私家版 法律書の「読み方」マニュアル
企業法務における法律書の読み方について「マニュアル」というとおこがましいが、このように考えることもあり得るという内容を簡潔にまとめた*1。
1 メリハリをつける
法律書はいわば「無限」に出版されている。もちろん趣味で読むのであれば自由であるが、仕事のために読むのであれば、これらの多数の書籍を全部精読するなんてことは到底不可能である。そこで、メリハリをつけることが重要である。
2 知りたい情報がどこにあるかを知る
そのような観点からは、まず、知りたい情報がどこにあるかを把握することが重要である。私は買った本をザッと最初から最後まで速読し、それでどこにどんな有用な情報が入っているかを把握するという方法を採用しているが、目次だけを読んでもいいかもしれない。また、最近はLionBolt等が出現しており、このような技術の支援を受けることも可能である。
なお、知りたい情報がどこにあるかを知るということは、その精査の結果として「この本にはどこにも有用な情報がない」という結論が出ることもあるのかもしれまないし、ないのかもしれない*2。
3 問題意識を持って読む
メリハリをつけて読む上では、特定の問題意識を元に、その観点から知りたい情報を収集するために読むというのが最も合理的である。例えば、特定のリーガルリサーチが必要なので、その「答え」を知るために読むといったものである。
4 アウトプットにつなげる
そして、仕事で当該事項のリサーチが必要であれば、必然的に「法律相談回答」等という形でアウトプットが出来上がる。しかし、そうではない場合もあるだろう。そうではない場合でも、漫然と読むのではなく、例えば「小ネタ」つまり何らかの論文や発表等につなげるつもりで読むことが有益である。
5 「読み方」を議論するよりとにかく「読む」ことが重要
これまで、「読み方」について説明してきたが、読み方はそれぞれの人にとって、それぞれの「ベスト」があると思われる。あまり誰かがこう言ったからということに過度に影響されず、自分なりの読み方を確立するのが良いだろう。そして、最も重要なことであるが、読み方と良い本を読むことでは、圧倒的に後者が重要であり、とにかく良い本を「読む」ことが重要である*3。そして、量はどこかで質に転じる。多数の良書を読む中で自分なりの法律書の読み方が確立されるであろう。
便乗の便乗 法務担当者の私が「若いの」と仕事をする際に考えていること
若手との仕事の仕方は興味を持つ人が多いテーマである。最近、2つの優れたエントリが公表された。
実際には、ちくわ先生の
・定番の書籍や官公庁のサイトを教えること
・書籍に載っていないノウハウを言語化して伝える
・「若いの」を観察する
と、けんおじさんの
・経験を語る(押し付けない)
・「目的」を先に話す
で尽きているのですが、いくつか追加を。
1 「型」を覚えてもらう
新人法務パーソンとしては、企業法務パーソンとしての最低限の素養ないしは「型」を覚えることが重要である。つまり、実務上は「原則としてはXとすべきだが、本件は様々な事情を考えてYとする」というように、「型」と乖離することもあるが、守破離の最初のステップとして「守」をできるようになることが重要である。Yをやっていてもそれが「型」を知った上での「型破り」なのか、「型」を知らない「型なし」なのかの相違は大きい。
概ね、実務で頻繁に対応する類型の法律相談、契約対応、コンプラ対応等についてそれぞれ前提となる基本的な法律知識や標準的な業務プロセスについて理解し、基本的な対応で良い限り自分でできる、但し、それではうまくいかない場合に「違い」を認識して相談できるようにするということが「型」を覚えるの具体的な内容として挙げられるだろう。
2 「失敗」を語る(語りたいことではなく、聞きたいことを語る)
結局、相談されなくなる理由は、自分が語りたいことを語ってしまい、若いのが知りたいことを語らないから、だと思われる。
だからこそ、例えば、自分がいかに成功したか、という(多くの場合には、個別具体的事情が大きすぎて若いのが業務を遂行する上ではあまり役に立たない)成功譚や武勇伝を語るのではなく、(若いのが典型的な落とし穴にハマるのを回避するのに役に立つ)失敗を語るということが重要であろう。
3 「お節介」をしない
それぞれの成長に必要な「タイミング」というのがある。例えば、「細かいところも教えてもらいたい場面」と「自分である程度の範囲を任せられてその裁量でやりたい場面」の双方があり、自分で頑張ってみたいタイミングで事細かく箸の上げ下ろしに至るまで指示をすれば、それは若いのとしては不愉快だろうし、逆に、細かいところを教えてもらいたいところで、「自由にやれ」と言われても戸惑ってしまうだろう。
そういう意味では、過少介入も過剰介入もせず、適切な程度の介入をする、ということが大事である。もちろん、実際にどの程度の介入が適切か、というのは難しく、コミュニケーションを取ってそれを把握していかなければならない(ちくわ先生の「「若いの」を観察する」に相通じるところがある)が、いずれにせよ、「それは過少(過剰)介入ではないか」という観点を持ち、常に自分の後輩との接し方について自問自答することが重要である。
#杉原千畝プロジェクト 第5弾 ブラック事務所各論
#杉原千畝プロジェクト 第5弾 ブラック事務所各論
当サイトはブラック事務所の回避及び脱出を呼びかける #杉原千畝プロジェクト を2021年から続けており、これまで4つのエントリを書いている。
最近、二番手先生が「 ブラック法律事務所から逃げよう!! 」という素晴らしい記事を書かれている。当方でも啓発されて、少しブラック事務所について詳論したい。
まず、二番手先生のご指摘のとおり、ブラック事務所は以下の1つか複数の特徴を持つ。
・パワハラ(暴力・暴言)が常態化する法律事務所
・労働条件や労働環境が過酷な法律事務所
・非弁提携、非弁事務員のいる法律事務所
以下では、そのことを前提に、少し各論的な話として、以下の5点を説明したい。
・セクションごとに違うことがある
・クライアントごとに違うことがある
・ボスのみが地雷ではなく、兄弁・姉弁が問題なことも
・ブラック後輩の面倒を見させられる場合
・非弁でなくても「事務員が多い」場合、弁護士に期待される役割によってはブラックなことがある
・セクションごとに違うことがある
例えば、甲事務所のイソ弁や、元甲事務所イソに「甲事務所どう?」と聞くと、異口同音に「素晴らしいところだ」と言う、それは特に事務所に「犠牲の羊」を入れようとしている訳でもなさそうだ、こんな状況で甲事務所に入ると、「ブラック」なところで大変な目に合う、と言うのはあり得る。
これは、事務所によっては「小規模事務所の集合体」のようなところがあり、違うセクション(多くはボス・パートナーが違う場合)だと、全くその労働環境が違っていると言う状況があり得るからです。
そうすると、そのようなセクション制等の事務所に入る場合には「事務所がブラックか」ではなく「自分が入るセクションがブラックか」をきちんと確認する必要があり、例えば「このセクションに入るという意味の内定であれば、内定を受けない」というような対応になるだろう。
・クライアントごとに違うことがある
案件にもよるし、イソ弁の方の経験年数等にもよるが、例えば「クライアント対応を丸投げ」する事務所がある。これは、イソ自身に一定の経験があり、また、対応中に疑義があればボスや兄弁・姉弁に自由に相談できる環境なのであれば、それだけで直ちにブラックとは言えない。
しかし、例えば、クライアントが暴言を吐く、無理難題を押し付ける(夜に「今夜中にこれをしろ」と言い出す等)場合、そのような「ブラッククライアント」に対する対応を引き続きイソ弁に丸投げし、イソ弁を支援しないのであれば、それは事務所・ボスもまたブラックと言わざるを得ない。
そして、このような状況は担当クライアントにもよるため、上記のセクションごとの違いと同様、事務所全体としてはブラックではないものの、そのクライアントの担当をしているイソ弁にとってだけブラックとなることがある。
なお、(クレーマー対応等を想定すると)相手方が暴言を吐く等はあり得るところ、それが一定範囲に収まっている場合には、それだけを持って直ちにブラックとは言えない。但し、そのような対応を「丸投げ」して、ストレス等を全てイソ弁の方で処理させ、相談に乗ったり、場合によってはボス自ら相手方に注意する等をするといったケア・カバーがない場合には、ブラックの領域に達することはあるだろう。
・ボスのみが地雷ではなく、兄弁・姉弁が問題なことも
ブラック事務所は典型的にはボスがブラックである。ただ、兄弁・姉弁の対応に問題があることがある。例えば、ボスが兄弁・姉弁に指導を頼んだところ、丸投げして何の指導もしてくれないとか、指導という名目で暴言等を吐くハラスメントをする、と言った場合である。
特に、ボスとして、兄弁・姉弁の対応を監督せず、任せきりにした場合に、兄弁・姉弁に問題があると、ボスに改善を求めることができず、又は改善を求めても「双方で話し合え」と言われて改善しない等、問題が解決せず、むしろ重大な問題となりやすいと言える。
・ブラック後輩の面倒を見させられる場合
逆に、兄弁・姉弁のポジションの場合、ブラック後輩の面倒を見させられる場合もある。もちろん、優秀な人であれば「自分が1年目の頃はここまでできたのに」等ということがあり得るが、これはブラック後輩の問題ではない。能力というよりは性格である。
例えば、「嘘をついたり、他人を陥れる」ブラック後輩がいる。例えば、期日出廷は後輩に任せて依頼者への報告を自分でやるという場合、期日の経過は後輩の情報に依拠するしかない。その場合、後輩が事実と異なる説明をすれば、依頼者から怒られるのは「あなた」である。場合によっては、気に入らない「あなた」を陥れるため、それを意図的に行うこともあり得る。
ブラック後輩が兄弁・姉弁に対してもっと酷いことをした話は知っているが、諸事情により、ここでは公開できない。
・非弁でなくても「事務員が多い」場合、弁護士に期待される役割によってはブラックなことがある
事務員の役割と弁護士の監督の程度によっては、非弁という問題は生じ得るが、きちんと監督していれば、事務員が多いとしても、非弁にはならない。
ただ、事務員が多い事務所で特に依頼者とのやり取りを事務員(コールセンター等)が行う場合、弁護士に期待される役割が何かによってブラックになることがある。
例えば、依頼者とのやりとりについて、まずは事務員が行うが、依頼者のクレームが厳しく、事務員で対応しきれなくなると弁護士にエスカレーションするという仕組みの事務所であれば、まさに弁護士は「クレームになっている依頼者とのやり取りだけを集中的に行う」ということであり、これが辛いという人は多いだろう。
もちろん、(非弁ではない前提で)「事務員が多いからブラックだ」、ということではないものの、その事務所で事務員がどのような役割を期待され、弁護士として自分がどのような役割を果たすことが期待されるかは事前に確認しておくべきだろう。
いずれにせよ、このような #杉原千畝プロジェクト の輪が広がることを心より歓迎したい!!
znkさんの法務系アドベントカレンダー便乗企画ー小ネタ法務入門
小ネタ法務入門
**2023年1月3日にznkさんが補足エントリを出して下さいました!
大変素晴らしい内容ですね!!
znkさんが法務系アドベントカレンダーで秀逸な記事を公表された。
znkさんは、まさに「小ネタ法務」の実践者である。ここでいう「小ネタ」とは、エッセイや論文等を指す。基本的には企業法務パーソンによるエッセイや論文等の執筆のことを想定しており、学者を想定していない。また、ガチの「在野研究者」(研究者が企業に所属しているだけ)というよりは、メインが法務業務であることを想定している*1。
#経営アニメ法友会 ラブライ部会活動 ラブライブ!から得られる法務に生かせるノウハウを語る!
#経営アニメ法友会 ラブライ部会活動 ラブライブ!から得られる法務に生かせるノウハウを語る!
これは #legalAC #裏legalAC 裏リーガルアドベントカレンダー12月15日のエントリです。ぼっち法務(Shun Yamashita)さんからバトンを引き継ぎました!
私は法務関係主要4団体*1の一角を占める団体である、経営アニメ法友会の会員である*2。ゲーム部会*3、ぬい部会等の部会に分かれて、それぞれ緩く活動しているが、私が所属しているのはラブライ部会である。その名の通りラブライブ!から法務に生かせるノウハウを抽出して語る部会であり、既に以下のエントリをあげている。
2020年はラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会1期、2021年はラブライブ!スーパースター!!1期をご紹介したところであるが、2022年放映のラブライブ作品が、ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会2期とラブライブ!スーパースター!!2期であったので、この2作品をご紹介したい。これまで「ちくわ先生が毎回10作品も20作品も紹介されている中で自分は1作品だけ」だったのが、なんと「前年比2倍に増量」してお送りすることになった!!
なお、初心者向けのラブライブ!とは何か、という説明として以下テンプレを*4。
高校生が部活や同好会活動としてアイドル活動を行う、「スクールアイドル」という形態が一般化した世界線。最大3年の活動期間の中、スクールアイドル日本一を決める伝統ある大会「ラブライブ!」の優勝に向けて、多くのスクールアイドルが日夜切磋琢磨を続ける。そんな世界線におけるそれぞれの学校の、それぞれのスクールアイドルの物語。
ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会は、トキメキの物語。主人公*5の高咲侑が「推し」であるスクールアイドル達にトキメキを感じながらも自分自身も成長していく。
ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会は、今年の春に2期が放映されたが、ラブライブ!シリーズの中では、ラブライブ!の優勝を目指さないと言う点において「異色」の物語である*6。
また、視聴者*7具現化キャラとして侑という非スクールアイドルのキャラが主人公ポジションで描かれていることが特徴である。
1 規定演技と自分らしさ
法務、いや、社会においては、多数の「規定演技」が存在する。要するに、「求められるものに忠実に答える」(byミア・テイラー)ことが必要だと言うことである。
自分が「世界を変える」という自負や自信を持って社会に出た新人は、頻繁に、「あれ、自分の個性を出すことは求められていないのかな?」と戸惑うだろう。
この点は、守・破・離の精神が問題となる。まずはきちんと「型」を覚える。型を覚えた上で自分を出せば型破りになるが、型を知らないと「型なし」になってしまう。最初の過程はそうやって規定演技の規定を理解し、それを少なくともこなせるという最低ラインを超えることを目指すべきである。
ただ、規定演技をこなすことは最低ラインであるが、規定演技はこなせる前提で、それを超えた「自分らしさ」を出せればもちろん更に良い。その「自分らしさ」を、侑が「NEO SKY, NEO MAP!」(1期エンディング)を作曲することを通じて表現した(3話)。2期の各話は「全部実質最終回!」というような魅力的な回が多かったが、3話の最後に侑が(自分で作曲したものを披露するという体で)「NEO SKY, NEO MAP!」を弾き出したところは感動し、ついついピアノを再開してしまったくらいである*8。
そしてその「自分らしさ」は、自分だけで考えるのではなく、周囲のみんなに教えてもらう。QU4RTZ(中須かすみ、近江彼方、エマ・ヴェルデ、天王寺璃奈のユニット)がみんなで合宿をする中、意外な自分を周囲が指摘してくれる。みんなと一緒になると新しい自分を見つけることができる、みんなで新しい色を作れる。 この世界に「私」は「私」しかいない。 上手くできなくてもいい、 「私」にしかできないものを(by侑)!
段階的な目標を設け、一つ一つクリアしていくという考え方は何にでも通じる。ミアと侑から、そのような段階的な発展を通じて自分らしさを打ち出すことの素晴らしさを学ぶことができる。
2 始まったなら貫くのみ?
1期で優木せつ菜が述べた「始まったら貫くのみ」という台詞は、2期6話で悩めるせつ菜のところに返ってくる。
法務が全社的なリスク管理を行う上で、どの場面で「始まったなら貫くのみ」を使い、どの場面で「柔軟なプランB発動」を使うのか。それこそが実務における本質的な問題であろう。
基本的には、戦略や長期目標を練り上げ、それに向けての行動を開始したら貫くのみ、但し、各局面における戦術については、事前にプランB以下を準備しておいて、それぞれの局面に応じて柔軟なプランBへの転換を行うということが1つ考えられる。
ただし、最近はアジャイル・ガバナンス*9が言われており、VUCA時代においては、ゴールを柔軟に変更する方が良い、という考えもあるところである。
3 法務の役割論
侑はスクールアイドル同好会にいる唯一の「スクールアイドルをやらない」部員*10である。そのような侑は同好会でスクールアイドルをやるか、同好会を離れるべきではないか、これが鐘嵐珠の疑問である。嵐珠は、侑に対し、「周りに自分の夢を重ね合わせているだけで何も生み出していない」のではないか、という疑問を提起する(5話)。
この問題は、まさに法務の役割論である。法務パーソンもビジネスパーソンであるべきである。しかし、法務はコストセンターであって、プロフィットセンターではない。「法務はコストを発生させるだけで、何も生み出していない」このような批判は、法務に対する典型的な批判である。
ここで、興味深いのは、スクールアイドルにならない侑に加えて、最初は「裏方」として、スクールアイドルフェスティバルと文化祭の共同開催の成功に向けて紛争していたものの、スクールアイドルに転身した三船栞子の存在である。栞子は、スクールアイドルになった後も、生徒会長として「裏方」の仕事も続けている。
栞子的な法務のあり方は、ビジネスパーソンであることを強く打ち出し、同じプロジェクトに入った上で、法務的な知識や経験を生かしてプロジェクトがより良く進むように貢献する存在である。例えば、事業部門に法務担当者がついている場合の法務担当者等は組織的には*11これに近いだろう。
これに対し、侑的な法務のあり方は、法務とビジネスとの間で一線を画した上で、それでも、パートナーとして共に歩むという姿である。法務の仕事はビジネスそのものではない。だから、侑は最後までスクールアイドルにはならず、ステージでは歌わない。しかし、同じステージの違う場所でピアノを弾く(8話)。ビジネスが活躍するステージ。それと同じ時間に、近くで自分も活躍する。確かに、全く同じステージの上ではなく、後ろで伴奏としてピアノを弾いている。でも、バックオフィスにも、舞台と同様に光が差し込み、協力の輪も広がる。ビジネスと法務は目標を同じくするものの、法務とビジネスでは付加価値の発揮の仕方が異なる、というのが侑の示した「答え」なのである。
もちろん、会社によって、または人によっては、栞子的な法務を実践する人もいるだろうし、栞子的法務と、侑的な法務は同じ人の中でもそれぞれの要素があるという形で、二律背反ではなく、あくまでも模式図的なあり方に過ぎない。
しかし、いずれにせよ、「中途半端なのって見ててイライラする」(5話)という嵐珠の言葉もあるように、自分としての「軸」を見つけて、その軸に従って、自分の考える法務のあり方を実践していくべきである。
4 支援型リーダーシップ
かすみは部長であるが、自分が部長であることを分らせようと、リーダーシップを発揮しようと同好会で旅行に行って色々と試行錯誤する(10話)。かすみが考えていたリーダーシップの発揮方法は全て失敗に終わったものの、周囲としてかすみが部長にふさわしいことを認めていることが再確認できた。
かすみは、いわゆる支援型リーダーであり、同好会のみんなが楽しめるように、いろいろな手配をして支援をする。もちろん失敗や思うようにいかず「ぐぬぬ」となる局面もあるが、それも含めて同好会のみんなが「かすみさんがいるだけで同好会がとても華やぎます」(by栞子)等と高く評価している。
もちろん、トップダウンのリーダーシップもあり得る。ただ、組織ごとに、そしてリーダーごとにあるべきリーダーの姿は変わり得るところ、かすみの支援型リーダーの姿は、1つのリーダーの姿としてロールモデルになり得るだろう。
5 トキメキ
法務には、「常に勉強をし続けなければならない」というプレッシャーがある。
ここでは「逆行するエスカレーター」の比喩が当てはまる。前に進まないといけない、最低限現在地に留まらないといけない、しかし、エスカレーターは下に降りていく。だから、エスカレーターと同じ速度で駆け上がらなければ、奈落の底に落ちてしまう。歩みを止めることは「死」を意味する。 #エアリプ
— QB被害者対策弁護団団員ronnor✌︎('ω'✌︎ ) (@ahowota) 2022年8月7日
この辺りは、「法務だけではなく全ての分野でそうだ」というツッコミもあるところであるが、法務の分野の知識の陳腐化の速度(エスカレーターの速度)の速さは特徴的である。
その中で、トキメキというのは重要だと考える。輝く「推し」の姿等を踏まえ、自分も前進したいという向上心なくして法務として成長しないどころか、むしろ下降していくだろう。法律にトキメくことは必須ではないが。
そして、頑張りを続ければ、最後は自分にも「晴れ舞台」がやってくることがあり得る。スクールアイドル同好会の単独ライブで、侑は、スクールアイドルの上原歩夢に手を掴まれて、ステージに引き上げてもらう(13話)。
法務の「晴れ舞台」が何かは人によるだろう。会社の中の花形案件に関与して社長賞をもらう、昇進するといった社内での活躍かもしれないし、社外での登壇・公刊・Twitterスペース等かもしれない。何であれ、コツコツ努力していれば必ず花開く。
トキメキは広がっていく(13話)。そう、次は「あなたの番」(by侑)である!
第2 ラブライブ!スーパースター!!
ラブライブ!スーパースター!!は、私を叶える物語、つまり自己実現の物語である。ラブライブ東京予選2位で敗退した当時一年生の渋谷かのん達のスクールアイドルグループ、Liella。彼女達は、一度も1位を取ることができないまま、2年生になった。そう、1年生の後輩が入ってくる時期が来たのである。
1 後輩指導の難しさ
3年目以上の法務になれば、「後輩を指導してやってくれ」という話が必ず出てくる。これほど難しいことはない。
後輩とのレベルの差があるのは当たり前であり、特に最初は「圧倒的」な差がある。むしろ問題は、それを前提にどうやっていくのかである。
一定の経験を有している普通にやっている日常のルーチン。例えば、法律相談業務、契約審査業務、プロジェクト等々。これらはいわゆる案件の「回し方」を覚えれば、「はいはい、例のあれね!」で終わるのであるが、新人にとっては、その1つ1つが新しく、はるか高く聳え立つ「壁」のように感じてしまう。
だからこそ、いかに新人に心理的安全性を持って学んでもらうかが大事である。自分のペースでやるべきで、無理が一番良くない、と言っても当然焦るのが新人。単にレベルを下げれば良い、という話ではない(2話)。むしろ、先輩としては、その焦りを前提に、安心させるための対策を講じるべきである。
例えば、2年生の唐可可は、体力がない桜小路きな子を安心させるため、自分の入部当時の体力ないエピソード等を語って、新人時代に立ち戻って安心させる。
また、それぞれのキャラクターに応じた後輩指導も重要である。自信がない後輩に対し、まずは先輩のやったのを見せて、意見をもらうとか、先輩が悩む姿をあえて見せることで、後輩の奮起と自律を促す等々(10話)。
必ずしも、一人の後輩に対する「成功事例」が全員に対してうまくいくものではない。そうではなく、きめ細かくその後輩のパーソナリティーを見ながら、試行錯誤しながらフィードバックをかけて修正していく。
ラブライブ!スーパースター!!には、「後輩指導に悩める先輩の等身大の姿」があるのだ!
2 ステークホルダー論
突然ラブライブ!予備予選に登場して、前回優勝のサニーパッションを予備予選落ちに追い込み、「本物の歌」を教えると言ったウィーン・マルガレーテ。ここでいう、何が「本物の歌」(10話)かは、「ステークホルダー」論である。
ウィーンのような、あくまでも自分が満足する歌を追い求めるというのは、ステイクホルダーの利益を考えない、視野狭窄に陥った考え方である。
やはり、かのんが周囲と共に歌い上げる歌で予選を突破し、ウィーンを東京予選2位で落選させることで示したように、自分だけが良ければそれで良い、という考えではダメであって、グループの全員、観客、ファン、同じ学校の関係者等々の多くのステークホルダーの利益を考えるべきである。
そして、それは会社でも同じである。その時点では自社にとって最善のように思えても、それが従業員、取引先、環境(周辺住民)等のステークホルダーの利益にならなければ、長期的な発展はおぼつかない。まさに法務は、ウィーンのような誤りを避け、かのんのようなステークホルダーへの配慮を示すべきである。
3 ビジネスにいる法的リスク感覚に優れた人との連携
企業における法務機能の実現は、法務部門だけではおぼつかない。例えば、コンプライアンス的に問題がある事態があっても、それが法務に連絡がなければ、法務が知らないまま事態が悪化し、最悪「訴状が届きました」とか「不祥事をマスコミが報じています」という段階で初めて法務が認知するということにもなりかねない。
そこで、平安名すみれのような、ビジネスにいる法的リスク感覚が優れた人の存在というものがとても大事である。すみれは「ショービジネス」の世界に長くいた。そこで、鬼塚夏美が持ちかけた、「夏美がLiella!をプロデュースして動画を撮影し、プロモーション活動を行う。動画の広告収入は全部夏美のもの」という契約の怪しさを感覚で分かっている。そのようなすみれのリスク検知がきっかけに、夏美をLiella!に取り込むことで、混同によって契約を消滅させる、という法務対応が実現した。
法務だけが法律知識を持っていればいいのではなく、ビジネスの法的リスク感覚を涵養していくことも、法務の重要な仕事である。
4 自己評価と他者評価
Liella!は期待されながらも、一位を取れない時期が長く続いた。特に、期待された2回目の代々木スクールアイドルフェスでは、ウィーンに1位を奪われ、特別賞をもらっただけ。意気消沈していたメンバーに対し、七草ナナミ、ヤエ、ココノ達が「Liella!はこの学校のスーパースターなんだよ」「いつか一番輝くって信じてる」「だからこれからも優勝目指してほしい」と口々に高い評価を伝え、励ます(3話)。
これはタイトル回収回として名作というだけではなく、自己評価と他者評価の乖離という重大な問題を提起している。自己評価と他者評価は理想的には同一であるべきである。自己評価が他者評価と比べて過剰に低いとモラールに問題が生じたり、やった方がいい挑戦をしないという状況が生じ得る。逆に自己評価が他者評価と比べて過剰に高いと、何もできていないのに自分はできていると勘違いして周囲に迷惑をもたらす。
だからこそ、周囲とのコミュニケーション*12の中で、自己評価と他者評価をすり合わせていく。
客観的にはスーパースターなのであれば、周囲はきちんと「あなたはスーパースター」だというべきだし、逆も然りである。
5 自己実現と周囲の助力
転職が容易な法務。自分の将来像を想定しながら、留学等を含む社内・社外の複数のキャリアの可能性を踏まえ、戦略的に動くことで自己実現が可能となる。そして、上記のとおりラブライブ!スーパースター!!は、「私を叶える物語」、つまり自己実現のストーリーである。
かのんは、ウィーンへの留学を持ちかけられ、最初は断った。しかし、ウィーン等の周囲と話して熟考をする中で、最後は留学に行こうと決意する。かのんの幼なじみである嵐千砂都は、本当は一番かのんと一緒に過ごしたいはずなのに、あえて、「私たちがかのんちゃんの夢を叶えるチャンスを奪ったんじゃないかって、みんな後悔するんじゃない?」(12話)と、かのんの留学の背中を押しにいく。
周囲よりも突出した才能を持っている人の自己実現は、その突出したものを伸ばそうとすると、必然的にコンフォートゾーンから離れていく必要が生じる。だからこそ、周囲が背中を押す必要がある。この点は、虹ヶ崎学園スクールアイドル同好会の歩夢の留学のところでも出てきている点であるが、 「自己」実現であるが、そうだからこそ、周囲の助力が不可欠である。
第3 まとめ
2作品の法務に役に立つところを5つずつポイントを絞って説明してきたが、クゥすみとか、嵐珠の成長等、すごく良いが紙幅の関係で省略したところは多い。是非皆様も、ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会2期とラブライブ!スーパースター!!2期をご覧いただき、自分なりに法務に活かせるところを見つけて頂きたい。そして、是非経営アニメ法友会 ラブライ部会の活動にご参加頂きたい!!
なお、2023年にはにじよん(ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会スピンオフ)と、幻日のヨハネ -SUNSHINE in the MIRROR(ラブライブ!サンシャインスピンオフ)が予定されている。次のラブライ部会活動が始まるのです!
ということで、明日16日の表は「真打」経営アニメ法友会ちくわ会長の登場です!また、裏はななみさんの「アラサー非法学部未経験者が法務を3年やってみたらちょっとだけ自信が持てた話」です。楽しみにしましょう!!
*1:経営法友会、JILA、INCA、経営アニメ法友会
*2:他の団体の会員であるかは黙秘します。
*3:法務にも役立つゲーム紹介|tku|note は、個人的にはゲーム部会活動だと考えている。
*4:世のラブライバーの皆様にとっては、突っ込みどころ満載だと思いますが、お許しください..。
*5:なのかは異論があるかもしれない
*6:なお、単に虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会が目指していないというだけで、他の高校がラブライブ!の優勝を目指す姿は描かれている。
*7:原作的なゲームの「プレイヤー」
*8:ほぼ弾けません。きっと青春が聞こえるとかがやっとです...。
*9:
https://www.meti.go.jp/press/2022/08/20220808001/20220808001-a.pdf 等参照
*10:結果的に同好会のまま「部」にはならない(11話)ことになっているが、部長がいる。
*11:そのような組織構成だからといって、当該担当者がそういうメンタリティであるかは別の話である。
*12:正規の評価面談以外の機会も含まれるし、むしろそのようなフランクな場のコミュニケーションの方が固い評価面談よりも適切かもしれない