アホヲタ元法学部生の日常

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「弁護士独立のすすめ」のすすめ〜その「具体性」を、類書「弁護士の夢のカタチ」と対比しながらレビュー

弁護士 独立のすすめ

弁護士 独立のすすめ

1.はじめに
私見では、2012年末以前の、弁護士の独立開業に関し最も参考になる本は、
独立開業ああ本日も仕事なし―新人司法書士円月堂抱腹絶倒奮戦記

独立開業ああ本日も仕事なし―新人司法書士円月堂抱腹絶倒奮戦記

である。
即独を考えている人の必読書〜「独立開業ああ本日も仕事なし」 - アニメキャラが行列を作る法律相談所withアホヲタ元法学部生の日常
上記エントリにあるとおり、「独立開業ああ本日も仕事なし」は、司法書士である成田先生が、即独をされた際の、いわば「失敗談」を生々しく語ったものである。今後独立開業しようという弁護士の先生方にとって、各ポイント・ポイントで「じゃあいったいどうすればよかったのか」を考えることこそが、独立の成功につながるものと考えている。


しかし、この状況は最近変わった。平成24年末から平成25年初頭にかけ、2冊の本が出版されたのである*1
1冊目は、日本弁護士連合会若手法曹サポートセンター「弁護士の夢のカタチ」である。

弁護士の夢のカタチ

弁護士の夢のカタチ

  • 作者: 日本弁護士連合会若手法曹サポートセンター
  • 出版社/メーカー: アニモ出版
  • 発売日: 2012/11/13
  • メディア: 単行本
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2冊目は、北周士@kanehitokita)「弁護士独立のすすめ」である*2
弁護士 独立のすすめ

弁護士 独立のすすめ

この2冊の本を比較し、独立開業を考えている若手弁護士将来は弁護士として独立開業をしたいと考えている学生・ロースクール生・修習生にとって有益かという観点からレビューしていきたい。


なお、「弁護士の夢のカタチ」は、独立開業に限らず、これからの弁護士の可能性について述べることを主眼としている。しかし、二部構成のうちの第一部(計104頁)が「ある若手弁護士の夢と独立のお話」となっているように、独立はその「可能性」の中でも重要性の高いものとして位置づけられていることから、本エントリにおけるような比較考察も成り立ち得ると考えている。


2.具体的な「独立のすすめ」とやや抽象的な「夢のカタチ」
 2冊読み比べて一番印象に残ったのは、「具体的」かどうかという点である。
 「独立のすすめ」は、若手で開業している弁護士に具体的な状況の説明を依頼し、これに応じた17名の体験談が記載されている。1人当たりコラムを含めて10ページ弱の分量となっており、その分、それぞれの体験が深く、具体的なものとなっている。


 概ね、事務所の構成、取扱案件*3、独立のきっかけ*4、事務所の選び方*5、独立形態の決定方法*6開業資金の額と使徒*7、事務員*8使っている書籍・判例データーベース*9、1週間の業務の流れのイメージ*10顧客獲得の方法*11、依頼者との接し方*12、会務への態度 *13、プライベート*14本当は教えたくない事務所経営がうまくいくコツ*15、独立にあたっての失敗談*16、独立してうれしかったこと*17独立してからから大変だった出来事*18、今、不安なこと*19、将来像*20、正直独立してどうか*21という感じの興味を引くトピックにしたがって、それぞれの体験が語られている。


この具体性を編者はきわめて重視されており、そもそも40人以上の新人・若手に協力を依頼したものの回答内容が具体的であることから、協力いただけなかった先生や、アンケートの一部に回答ができないという意見も多数頂戴し、結果的に具体的な内容の説明に協力できるとおっしゃった17人分をまとめるという結果になったそうである*22


たとえば、開業資金をどのように調達し、事務所の賃貸、内装、備品等それぞれにいくらくらい使ったのか等は、今後独立を目指す弁護士において、どのくらいの貯金が必要で、どのように割り当てるのか等を考える上で参考になるだろう。事例毎に、それが個人事務所か共同経営かや、開業場所が過疎地か密集地かもわかるので、それぞれの違いに応じてどの先生の事例を参考にすべきかがわかることも便利である。


また、例えば、依頼者との接し方、特に依頼者の断り方等については、例えば、依頼者との相性に問題がないが利益相反等のため受けられない場合は別の先生を紹介するが、そうではなく、依頼者の相性に問題がありそうな場合には「現在、受けている事件数が多く、新件が受けづらい状態で受けられません。」と説明しておく*23等、具体的な方法が赤裸々に書かれており、独立開業を考えている方にとって参考になる度合いは極めて高いのではないだろうか*24


このような「独立のすすめ」の具体性*25と対比してみると、「弁護士の夢のカタチ」がやや抽象性をもった記載になっていることが指摘できるだろう。


「弁護士の夢のカタチ」第2部はいろいろな弁護士等*26のインタビューであるが、32人ものインタビューが1冊(のしかも半分)に詰め込まれているため、基本的にスペースは1人当たり3頁になっている。例えば、吉本のインハウス・ローヤーである渡邉宙志先生のインタビュー*27のように、読んでいて「面白い、この人の話をもっと知りたい」というような先生もいらっしゃるのだが、如何せん短いので、知りたいポイントの手前で話が終わってしまっている。例えば、1つの例としては、渡邉先生がNMB48のプロジェクトに関わり、どのようなスキームで運営していくのかなどの相談を受けた」*28との記載がある。このことは非常に興味深く、どのような社内・社外の利害関係者が、どのような利害を持っていて、それをどう調整し、どのようなスキームにしたのか等のロングインタビューがあれば、たぶん「弁護士の夢のカタチ」への評価はダダ上がりしただろうと思う。しかし、結局、紙幅の関係だと思うが*29、単に「関わった」というだけで終わっていて、「具体的にどう関わったのか」まで書かれていないのである。


他にも、マーケティングの話が書いていると思っても、資料込みで10頁程度の内容であって、いわゆる「さわりだけ紹介」という印象を持った*30


また、「夢のカタチ」のインタビューを「独立のすすめ」と読み比べると、比較的精神論が多いように感じられることも気になった*31。少し例を出すと、

  • 今後の弁護士の職域拡大についてお聞かせください。

1990年にアメリカ各地を国務省からの招待で1か月ほど訪問した際、同国ではすでに法曹資格を有した役人・NGOメンバー・国会議員などが幅広く活躍し、そのキャリアを存分に活かしていました。その意味で、日本でも現場で即戦力となる法律知識を有する弁護士の未開拓業務領域はまだまだ存在し、今後も具体的活動領域はどんどん拡大されていくと確信しています
日本弁護士連合会若手法曹サポートセンター「弁護士の夢のカタチ」110頁〜111頁

これは、福島瑞穂参議院議員へのインタビューの一節であるが、結論そのものの当否はさておき、少なくとも本書を読んでもどうすれば、「日本において弁護士の具体的活動領域はどんどん拡大されていく」ようになるのかが書かれていないのである*32


もう1つの例を挙げると、

弁護士の宝は何よりも現場での経験、そして経験で得た選択肢と知恵です。1年目の弁護士でも他人の3倍、5倍働けば、短期間で3年目、5年目の弁護士を追い抜けるはずです。
日本弁護士連合会若手法曹サポートセンター「弁護士の夢のカタチ」138頁

これは、白出博之弁護士のインタビューだが、もちろん、白出先生も「1年目の弁護士が文字通り他人の3倍から5倍働くべき」とは言っていないだろう。1週間に50時間弁護士が働いているとすると*33、3倍の段階で週150時間*34、5倍だと週250時間と1週間の総時間数を越す。要するに、これは、具体的に若手弁護士がどうすればいいかという具体的アドバイスというよりも、むしろ経験が重要だから、仕事の大変さを厭わず他の人よりも多く働くようにという精神論に近い議論をしているものと理解される。


これはあくまでも例であるし、精神論ももそれを必要する人はいるだろうし、一定の意義があることは否定しない。もっとも、独立を目指す人が読んでそれを自分の独立にそのまま役立てることができる本であるかという観点からすれば、人数を絞ってその分1人当たりの説明分量を多く取った「独立のすすめ」の方法が成功しているという印象を受けた次第である。


3.失敗談
「独立のすすめ」では上記のとおり具体的に記載されているところが素晴らしいが、その具体的な記載の中でも特筆すべきは、失敗談である。本当に独立を考えている方にとっては、具体的な話の中でも、とりわけ失敗談が役に立つところ、基本実名顔出し*35にもかかわらず、赤裸々に失敗談が語られているところが素晴らしい。


 印象に残った事例の一部挙げるだけでも、裁判員裁判が独立直前に入り開業準備ができなかった」*36、「最初の1月は開店休業だったので不安を感じていた」*37、「在宅事件で実刑判決の日に(確定前なのに)収監されると説明してしまった」*38、「集客方法を法テラス法律相談から紹介へ変更した時期に毎月結構な額の赤字が出た」*39、「体調を崩してもフォローしてくれる人がいない」*40、「事務員にすぐに辞められた」*41、「依頼者の友人と名乗る人に脅される」*42等々であり、これほど独立のありのままの姿に近づいた本は、これまでになかったと思われる。


ほとんどが具体性がある失敗談なので、本書を読めば、例えば、


「そうか!独立開業への準備を十分余裕をもって行い、突発的な案件が入っても準備不足にならないようにしよう!」


「先輩も最初は売り上げが立たず赤字になっているのだから、最初は赤字でも、それだけで心配する必要はないのか。」

「体調を崩した場合に備え、近隣にいる弁護士とサポートしあえる体制を構築し、所得補償保険にも入ろう」


「事務員さんとの相性がわからない場合には、試験採用的な期間を置いて、その上で正社員として本採用しよう。」


等と、具体的な対策が取れるだろう。


本書を読むのと読まないのでは、その意味で独立の成功率に明らかな差が出ること間違いなしであり、本書は独立を目指す人の必読書といえよう。


「夢のカタチ」についてみるに、もちろん「夢のカタチ」という題名だからなのかもしれないが、「独立のすすめ」と比べてみると、ポジティブな話が多い印象を持った。勿論失敗談もあるが、「久保利先生のセミナーに毎回参加して熱心に聴いていたら、熱が入りすぎて財布をすられた話*43」というような、やや武勇伝的話が多い印象を持った。もちろん、ポジティブな話に意味がないと言っているのではなく、例えばあの名誉毀損、プライバシー、肖像権で有名な佃克彦先生は、実は出版社の依頼を受けて「名誉毀損の法律実務」「プライバシー権・肖像権の法律実務」を書かれたのではなく、自分で書き始めたのか*44といった、肯定的な驚きを与えてくれる話もあった。


ただ、例えば、「夢のカタチ」にはアウトリーチを今後重要になる新たな可能性として薦める部分があるものの、そのデメリットやリスクについて説明がされていない*45。一人3頁という枠が原因なのかもしれないが、例えば弁護士が依頼者の家にアウトリーチということで訪問して法律相談をする際のトラブルの可能性等は大丈夫なのか等と心配になった。


4.「独立のすすめ」も完璧ではない
 以上のように、2冊を比較しながら説明してきたが、もしかするとこのレビューを読んで、「『弁護士独立のすすめ』は素晴らしいが、『弁護士の夢のカタチ』は単なる『独立のすすめ』の引き立て役に過ぎないじゃないか」との印象を受ける方もいらっしゃるかもしれない。しかし、実際はそう簡単な話ではないのであって誤解をしないでいただきたい。


 まず、「独立のすすめ」の卓越性の理由である「具体性」のアダではないが、サンプルが必ずしも独立開業者の全体像を示していないという点は指摘できるだろう。


「独立のすすめ」は60期以降でかつアンケート発送時点ですでに開業している先生のみを対象としている*46「あえて対象を絞る」という戦略により若手の姿がビビッドに描き出されたという良い面ももちろんあるが、逆にそれ以外の独立開業者の姿は少し見えにくい印象である。そこで、例えば、17事例の中で勤務経験がある弁護士の中では、登録後3年の開業が一番多い*47とあるが、それは若くして開業に踏み切った60期以降の若手開業者の中ではという意味であり、独立開業者の全体という意味ではもう少し遅いところにピークがありそうである。


 また、「独立のすすめ」に寄稿している人は、同じ若手開業者の中でも、比較的成功している人が多いような印象を受ける。例えば、「独立のすすめ」に寄稿されている17人の中では、「独立してよかった」という感想の先生方が大多数である。もちろん、「よかったです。間違いありません。」*48、「本当によかったと思います」*49というところから、もう少し冷静に見ていらっしゃる方まで、各先生毎に温度差はあるが、少なくとも「独立は失敗した」「独立しなければよかった」という明確なマイナスを打ち出している先生はいらっしゃらない。しかし、いわゆる提携業者等が弁護士を食い物にする事例等もあり、まさにそのターゲットになるような「苦しい」若手独立者もいるはずである。タイトルが「弁護士独立のすすめ」であることも一因あろうが、やはり赤裸々に開示するためには、ある程度独立を肯定的にとらえられる状況でないと難しいというところが大きいのではないだろうか。


このように、「独立のすすめ」は素晴らしい本ではあるものの、読まれる際は、このような点に留意することが望ましいと思われる。


また、「弁護士の夢のカタチ」には、上記で若干記載した以外にも、いろいろと評価できるところはある。例えば、そもそも今まで法曹業界は暗いニュースが多く、なんとかしてポジティブな気持ちになりたいと願っている司法試験受験生は、たとえ精神論チックではあっても概ね頑張れば将来は明るい、さあ頑張れ!というメッセージが多くちりばめられている「夢のカタチ」を読むことによって、将来に希望を持てるのかもしれない*50


また、第一部にはストーリーそのものはともかく*51 、日弁連のプロジェクトチームが書いているだけあって、30以上の統計データ等の資料が付いており、資料的価値はある可能性がある*52


さらに、アクティブな人であれば、インタビューを受けている人が33人とたくさんいることから、この中に自分のロールモデルを見つけ、直接コンタクトを取り、「夢のカタチ」に書ききれなかった具体的な話を聞き取るという活用方法もあるだろう。

まとめ
独立開業予定者や、将来的に独立を考えている法学部生・法科大学院生・司法試験受験生にとっては、北周士「弁護士独立のすすめ」は、これまでの弁護士業界になかった、独立するとはどうなることなのかを具体的情報を元に生々しく描き出すという意味で、必読書といっていいだろう。
これに対し、日本弁護士連合会若手法曹サポートセンター「弁護士の夢のカタチ」はもちろん評価できるところもあるが、具体的情報や、失敗談を知りたい人には向いていない気がする。

*1:なお、書籍に限らなければ、『自由と正義』2013年2月号の特集、即時・早期独立経験談集【pdf】や、特集 就職最前線(前編)「即独弁護士の現状〜中井真雄弁護士の場合」《愛知県弁護士会会報SOPHIA2009年1月号より》等の資料が存在していた。

*2:なお、私はツイッター上で北先生をフォローさせて頂いているが、本エントリは、私が独自に購入した上で、独自に考察しているものであることを付言する。

*3:割合まで書かれているのが興味深い

*4:早くから決めている人が多い印象

*5:密集地の事例も過疎地の事例もあるのでバラエティに富む

*6:多くは一人で独立に落ち着いているが、それまでの思考過程を知るだけでも興味深い

*7:ランニングコストを抑えることの重要性や、最初報酬が入らなくても事務所経営がまわるための運転資金を用意することの重要性等、うなずかされる記載が多い

*8:すぐに辞められた事例が出ており、(正社員であったこともあって)社会保障の関係等で大変なことになった等、生々しく非常に参考になる。

*9:WestlawとD1-Lawを採用する人が意外に多く、判例秘書(LIC)とLexisの先生もいらっしゃるがあまり多くないのが意外。「独立のすすめ」の出版社が第一法規なのは関係ないでしょうが。

*10:1週間ずっと「ああ今日も仕事なし」という人は一人もいらっしゃいません。

*11:具体的受任ルート等

*12:特に仕事の断り方が興味深い

*13:しっかりされている方が多い印象

*14:ここだけは短い記載の方が多い印象

*15:「私が知りたいです」の方もいらっしゃいましたが、台所が苦しくても余裕を見せ続ける(100頁)や、生活費等で追い込まれないよう資金を準備して独立する(108頁)、人と会う時間と考える時間は短縮できないことを理解する(28頁)、1件の仕事で儲け過ぎない(90頁)等、この質問に真摯に向き合ったと思われる回答が多く、良い印象を受けました。

*16:後述

*17:独立いいなと思わせてくれます

*18:後述

*19:後述

*20:大規模化等のビジョンをお持ちの方が多い印象

*21:ポジティブな方が多い印象

*22:北周士「弁護士独立のすすめ」II頁

*23:北周士「弁護士独立のすすめ」151頁

*24:むしろ、読んでいて、「著者の先生の依頼者がこの記述を読んでも大丈夫だろうか」等と思わず心配になった記述もあった位である。

*25:なお、コラムや資料も具体的なものが多く、例えば付録の独立開業に必要な備品リスト等はトイレ用品や「正本・副本・控え・甲・乙のスタンプ」等、経験を活かした具体的記載がされている。

*26:数は弁護士が多いが、それ以外にも外国弁護士、隣接士業、NPO等様々

*27:日本弁護士連合会若手法曹サポートセンター「弁護士の夢のカタチ」118頁

*28:日本弁護士連合会若手法曹サポートセンター「弁護士の夢のカタチ」119頁

*29:まあ守秘義務もあるでしょうけど

*30:もちろん、独立予定者で「夢のカタチ」で紹介されているような基本事項を知らない方がいらっしゃるのであればそれはマズいので、それなりの意義はあるのでしょうが…

*31:あくまでも相対的なものなので、「夢のカタチ」が全て精神論ではないし、「独立のすすめ」に精神論が書いていない訳ではない。

*32:もちろん、本当は福島議員には具体策があるということなのかもしれないが、いずれにせよ本書にはそれが「書かれていない」のである。

*33:少な目に見積もってみました。

*34:1日20時間でも足りない

*35:中には顔は出されていない先生もいらっしゃいますが

*36:北周士「弁護士独立のすすめ」4頁以下

*37:北周士「弁護士独立のすすめ」15頁

*38:北周士「弁護士独立のすすめ」29頁

*39:北周士「弁護士独立のすすめ」72頁

*40:北周士「弁護士独立のすすめ」83頁

*41:北周士「弁護士独立のすすめ」109頁、139頁

*42:北周士「弁護士独立のすすめ」133頁

*43:日本弁護士連合会若手法曹サポートセンター「弁護士の夢のカタチ」144頁

*44:日本弁護士連合会若手法曹サポートセンター「弁護士の夢のカタチ」181頁以下

*45:日本弁護士連合会若手法曹サポートセンター「弁護士の夢のカタチ」163頁〜164頁

*46:北周士「弁護士独立のすすめ」VIII頁

*47:北周士「弁護士独立のすすめ」IX頁

*48:北周士「弁護士独立のすすめ」101頁

*49:北周士「弁護士独立のすすめ」121頁

*50:もちろん希望を持てるかは人によりますが。

*51:後輩が入る話をボスから聞いている会議の中で唐突に「独立したい!」と言い出し、「一人全国キャラバン」をして日本中の弁護士に話を聞きまくり、外国の弁護士にも話を聞くというストーリーなのですが…

*52:ただし、民事訴訟新受件数が2008年までしか掲載されていない(37頁)等は残念である