アホヲタ元法学部生の日常

連絡はTwitter ( @ahowota )でお願いします。アニメを見て法律を思い、法律を見てアニメを思う法アニクラスタ、ronnorのブログ。メールはronnor1あっとgmail.comへ。BLJにて「企業法務系ブロガー」として書評連載中。 #新人法務パーソンへ #オタク流勉強法 #明認方法 「アホヲタ元法学部生の日常」(ブログ)、「これからの契約の話をしよう」(同人誌)、『アニメキャラが行列を作る法律相談所』(総合科学出版)等。

5年間の辛口法律書レビューを振り返る〜その6

 

 5年間の辛口法律書レビューを振り返る〜その6

會社謄本 分析事始

會社謄本 分析事始

 

 

 

 

6日連続更新のBLJ復活応援シリーズです。

 

 

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この2019年6月号、2016年9月号、2016年12月号に引き続き2017年3月号(No. 108) 127頁でも、四半期連載をご掲載いただきました。

 

 中村勝彦「会社謄本分析事始(會社謄本 分析事始)」

會社謄本 分析事始

會社謄本 分析事始

 

 圓道至剛「企業法務のための民事訴訟の実務解説」

企業法務のための民事訴訟の実務解説<第2版>

企業法務のための民事訴訟の実務解説<第2版>

  • 作者:圓道 至剛
  • 発売日: 2019/09/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 *改正未対応 田中 亘「会社法

 

会社法 第2版

会社法 第2版

  • 作者:田中 亘
  • 発売日: 2018/12/17
  • メディア: 単行本
 

 

  黒沼悦郎「金融商品取引法

金融商品取引法〔第2版〕

金融商品取引法〔第2版〕

 

 

 長島・大野・常松法律事務所「公開買付けの理論と実務」

公開買付けの理論と実務〔第3版〕

公開買付けの理論と実務〔第3版〕

  • 発売日: 2016/10/19
  • メディア: 単行本
 

 

 酒井 俊和「ファイナンス法」

 

 *改正未対応 我妻 榮他「我妻有泉コンメンタール民法

我妻・有泉コンメンタール民法 第7版
 

 

 絹川 恭久「国際弁護士が教える海外進出やっていいこと、ダメなこと」

 

 島並良他「著作権法入門」

著作権法入門(第2版)

著作権法入門(第2版)

 

 

荒木尚志「労働法」

労働法〔第4版〕

労働法〔第4版〕

 

 

 これまでの紹介から漏れていた良書を多く紹介できたのではないかと思う。

5年間の辛口法律書レビューを振り返る〜その5

5年間の辛口法律書レビューを振り返る〜その5

 

 

会社法の実務

会社法の実務

 

 

 

5日連続更新のBLJ復活応援シリーズです。

 

 

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この2019年6月号、2016年9月号に引き続き、2016年12月号(No. 105) 134頁では、また四半期毎のレビューを掲載して頂いた。

 

 中村 直人・倉橋 雄作「会社法の実務」

会社法の実務

会社法の実務

 

 

 芦原一郎他「国際法務の技法」

国際法務の技法

国際法務の技法

 

 高桑 幸一・加藤 裕則「監査役の覚悟」

 

監査役の覚悟

監査役の覚悟

 

 

門口 正人「民事裁判の要領」

民事裁判の要領―裁判官の視点から

民事裁判の要領―裁判官の視点から

 

 

 大村敦志「新基本民法

新基本民法5 契約編 -- 各種契約の法 第2版

新基本民法5 契約編 -- 各種契約の法 第2版

  • 作者:大村 敦志
  • 発売日: 2020/04/03
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 菅久 修一他「はじめて学ぶ独占禁止法

 

  酒井紀子「独占禁止法入門」

 

 榊原 美紀他「詳説独占禁止法審査手続」

 

 平尾 覚「日本版司法取引と企業対応」

 

 上島正道「よくわかるインサイダー取引規制入門Q&A」

よくわかるインサイダー取引規制入門Q&A

よくわかるインサイダー取引規制入門Q&A

 

 

 

色々と変わり種等も紹介しているが、皆様の参考になれば幸いである。

5年間の辛口法律書レビューを振り返る〜その4

 5年間の辛口法律書レビューを振り返る〜その4

 

会社法のみちしるべ〔第2版〕

会社法のみちしるべ〔第2版〕

 

 

 

この数日アクセス数1位が #杉原千畝プロジェクト

 

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2位が「天気の子」

 

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で、この 「5年間の辛口法律書レビューを振り返る」シリーズは水を開けられているのですが、是非、皆様本シリーズも見ていただき、Business Law Journal再始動への「革命前夜」の雰囲気を醸成していただきたいと思います。

 

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この2019年6月号に引き続き、2016年9月号(No. 102) 112頁には、また四半期毎のレビューを掲載して頂いた。

 

大塚英明「会社法のみちしるべ」

会社法のみちしるべ〔第2版〕

会社法のみちしるべ〔第2版〕

 

 

*改正未対応 近藤 光男「基礎から学べる会社法

基礎から学べる会社法 第4版
 

 

 髙橋 美加他「会社法

会社法 第3版

会社法 第3版

 

 

中山 信弘「 特許法

特許法 第4版 (法律学講座双書)

特許法 第4版 (法律学講座双書)

  • 作者:中山 信弘
  • 発売日: 2019/08/28
  • メディア: 単行本
 

 

 三木 義一「よくわかる税法入門」

よくわかる税法入門 第14版 (有斐閣選書)

よくわかる税法入門 第14版 (有斐閣選書)

  • 作者:三木 義一
  • 発売日: 2020/03/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 森戸 英幸「プレップ労働法」

 

プレップ労働法 第6版 (プレップシリーズ)

プレップ労働法 第6版 (プレップシリーズ)

  • 作者:森戸 英幸
  • 発売日: 2019/04/30
  • メディア: 単行本
 

 

水町勇一郎「労働法 」

労働法(第8版)

労働法(第8版)

 

 *改正未対応 公益通報者保護法逐条解説

公益通報者保護法逐条解説 - 国立国会図書館デジタルコレクション

 

 中村 真「若手法律家のための法律相談入門」

若手法律家のための法律相談入門

若手法律家のための法律相談入門

  • 作者:中村 真
  • 発売日: 2016/05/19
  • メディア: 単行本
 

 

 高橋 宏志「民事訴訟法概論」

民事訴訟法概論

民事訴訟法概論

  • 作者:高橋 宏志
  • 発売日: 2016/03/17
  • メディア: 単行本
 

 

 会社法等改正が相次いでいる分野だが、改正未対応の注記がついているのが2つだけ、というのはまさに「良書は改正される」ということだろう。

#杉原千畝プロジェクト 第2弾 これで完璧!ブラック事務所対応

 

#杉原千畝プロジェクト 第2弾 これで完璧!ブラック事務所対応

 

 

1. はじめに

 

 昨日公表した「 #杉原千畝プロジェクト 」、すなわち、ブラック事務所からの救済プロジェクトは、望外の好評を頂いた。


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短時間に大量のアクセスを頂きこのブログ記事を紹介するツイートをご拡散いただいた。

 

 

ご好評に応えて、第2弾は、

これで完璧!ブラック事務所対応

と題して、第1弾で書けなかった内容の補足や深掘りをしていきたい。

 

なお、この「第2弾のブログ記事だけで完璧」という意味ではなく、第1弾に加えて、色々な補足をするこの第2弾の記事を「合わせて読めば」かなり多くのブラック事務所問題についての知見が得られるはず、という意味ですので、予めご了承ください*1

 

2.あなたを迎える準備ができているか

 ブラック事務所について、少し前に、「職印、業務上のメールアドレスをこれから自分で作れと言われた」ら危ない、というツイートが話題を呼んだ。

 

 

 基本的には、「あなたを迎える準備」ができているか、そもそもそのつもりのある事務所なのか、というのは、「あなた」に対する事務所の重視の程度のバロメーターだろう。もちろん、内定が入所直前に決まる等で準備ができていないことはあり得るが、名刺、印鑑、メールアカウント等の修習中に内定していれば作れるだろう、というものを「あなた自身」に作らせるのは違和感がある。

 

 後述の「絶対アウト」に至っていない場合、こういう「違和感」的なレベルのポイントや、第1弾で紹介したポイントが総合して「数え役満になっていないかに注意すべきである。

 

 

3.合意内容の変更には注意

 もちろん、やむを得ない変更はゼロではないものの、契約条件その他の「あなた」と事務所間の合意内容を不利益変更してくる、ないしは、「内定時はあえて内容を曖昧にし、良い感じの内容を匂わせて、入所後や入所直前に『牙を剥く』」事務所は、その後どうなるかはお察しである。

 

 例えば、「若手募集!月40万円!」と言って内定を受諾させておいて、二回試験の合格を報告した頃に(つまり、もう他の事務所という選択肢がなくなった頃に)「具体的な条件を説明します。原則として売り上げに応じた歩合制ですが、最初の6ヶ月は歩合額が月40万円に満たない場合には差額を貸し付けます。」みたいな事務所は、入所後どうなるかは想像しやすいだろう。

 

そこまで激烈でなくても「個人事件可は可であるが、100%上納であった」とか「確かに個人事件自由で上納もないが、午前9時から午前5時まで事務所事件が降ってきて、個人事件などできるはずがない」といった事務所もある。

 

だからこそ、第1弾で言及した「条件を明確化する」ことと、その明確化した条件からの変更の有無に気をつけることが有効なのである。

 

 

結構第一弾で示したこの条件の趣旨がわかりにくかったようなので補足すると、基本的には、「条件自体は悪くなく、多くの修習生が『良さそうな事務所』と寄ってくる」ようなイメージで作っている*2。ただ、多分ボスはそういう条件だと「匂わせている」だけで、言質を取られないようにしてくるはず(なお、平気で嘘をつく人もいます)。そうすると、 メールで「明確に雇用条件を確定させる」というのは有効な手段であり、

・そのメールに対してボスが反発してきたら、それはまさに「本性を暴く」ことができて良かったということ

・そのメールでOKといったのに、後で条件を変えてくれば、その事務所の「おかしさ」の何よりの証拠になる。

・周りに相談する時に、自信を持って「当時Xだったのに一方的にYに変えられた」と相談できるようになる

 等というメリットがある。

 

 4. 丸投げ

 第一弾では、「ミスに対して人格否定をされる、場合によっては暴力を振るわれる」といったイメージでブラック事務所を描いた。確かにこのようなブラックもあるが、別の類型として「1年目で何も分からないのに案件を丸投げされ、何の指導もない」というパターンもある。ある意味では、即独みたいな状況なのに、案件だけは大量に振ってくる(即独なら、案件を断る自由があるのに。。。)。

 

 こういう丸投げ系の事務所の場合、「意を決して、『分からない』『教えて欲しい』というと、『修習で何を学んだんだ?』『まずは徹底的に調べたのか?』みたいな感じで、そういう『下らない』質問をするあなたの方がおかしい」という刷り込み、洗脳を図る。

 

 この洗脳にかかってしまうと、「全部自分で調べて自分で解決しなきゃ」、と思うようになって、多くの場合、経験不足からミスをしてしまう。まさにそのミスこそが、「ブラック事務所が待ち望む所」であり、これを「好機」とばかりに恩に着せ*3「自分がミスをしたのに、素晴らしいボスはその尻拭いをして下さった、今後はもうボスには頭が上がらないのだから、最後までボスの奴隷でいなければならない」という、更に上位の洗脳を行おうとするのである。

 

5.「会って話すと優しいんです」

パワハラ弁護士の類型として、典型的な「DV配偶者」と同じタイプがいる。

 

 例えば、無理難題が指示され、疲弊してしまう。そこで、どんどんボスが嫌いになる。そしてそれが頂点に達しそうな頃、「やあ、昼はまだかい、一緒に食べないかい?」とか言われて直接話す機会がある。そうすると、ボスが優しい言葉を掛けてくれる。直前まで、「この事務所を辞めよう」と思っていたのに、そういう優しいボスの素振りに、「もう少しこの事務所で頑張ってみよう」と思ってしまう。

 

 これはまさに、「DV配偶者」と同じタイプ*4であって、相談に乗ると「会って話すと優しいんです!」といって、「転職活動はまだ早いかな」、とか「もう少し様子を見たい、ボスも自分の業務処理量を理解して、少しずつ常識的な量を割り合ててくれるようになると信じたいんです。」みたいなことを言い出す。

 

「それ、ボスの目論見通りですよ!」と声を大にして言いたい。結局、暴力を振るった後に花を買ってくるDV配偶者と同じで、「いいところ」があるからこそ、「悪いところ」に目を瞑って付き合おうと思ってしまう。その考えが間違いなのです。第1弾でも記載したとおり、

 

・暴力を振るう
・人格を否定する発言をする
・私的な時間まで管理する(電話やLineが四六時中来る)
・重要な約束を破る
等は、「おかしい」のです。おかしい人は「ずっとおかしいまま」で、そのまま付き合うと「あなたの精神がおかしくなります」

 


6. 兄弁・姉弁について

(1)兄弁・姉弁がいるから安心?

弁護士2人の事務所に入る新人の方の話を聞くと、「ボスとは父親と子どもくらい年齢が離れていて、うまくいくか分からなかったのですが、間に3つ上の期の兄弁・姉弁がいるので、分からないことはその兄弁・姉弁に聞けるからいいかなと思って。。。」という話をする人が多い。

 

実際のところ、その理屈は「ブラックでない事務所」ならば確かに有効である。

 

とはいえ、「ブラック事務所ではブラックが再生産される」ことに留意が必要である。その兄弁・姉弁がブラック兄弁・姉弁だったりするのである。

 

多分、その兄弁・姉弁も、目下の人との関係をどう作ればいいのか分からない、その中で、「自分が受けた扱いをそのまま新人に適用する」というパターンで、ブラック兄弁・姉弁が再生産される。

 

また、「ミニブラックボス」みたいな感じで、ボスの意向を忖度し「新人を先回りして締め上げておきました」的なことをしてボスから得点を稼ぐブラック兄弁・姉弁もいる。

 

なお、違うパターンとして、「ボス」が暴言を吐くが、「兄弁・姉弁」があとでフォローしてくれる、というDV配偶者パターンを複数人でやるパターンもある。

 

 

(2)就活の時にいた人が消える

 いずれにせよ、特にボスがアラフィフやそれ以上の年齢の場合、ボスと新人のみの事務所だと、なかなか新人が集まりにくい。私が知っている事務所(ブラックではない)では、それぞれ純粋な個人的事情で相次いで勤務弁護士が辞めたが、一度勤務弁護士がゼロとなった後、新人採用に苦労し、長期間1人事務所になってしまった。たまたま、ノキ弁として一人経験弁護士が入ってくれたところ、すぐに新人が採用できて、現在まで居ついてくれているという事例がある。

 

 このような「兄弁・姉弁効果を採用に利用する」というブラック事務所が存在する。要するに、「辞めたいならひまわりに求人乗せるから、うまいこと言って内定受諾させろ」みたいな感じのことをボスに言われ、「自分が辞めるつもりであることをおくびにも出さずに、兄弁・姉弁のいる安心感を醸成して採用活動に協力する」退職予定の兄弁・姉弁がいるブラック事務所があるということである*5

 

 そういう事務所だと、「就活の時に優しく対応してくれた兄弁・姉弁が、就職して勤務を開始する時にはいない」ということになる。この辺りは、修習生側からも(第●クールが始まりました!等と)定期的に事務所に連絡を入れ、(コロナで色々と制限はあるが)可能な限り「お昼ご一緒させて頂くことは可能ですか」等として事務所の情報収集を行うべきであろう。もちろん、上記のブラックではない事務所のように純粋な個人的事情で辞めるということはあるが、「ボス一人と自分だけならその事務所に就職していなかった」という場合、兄弁・姉弁が辞めたタイミングで、別の事務所への就職の検討も十分に考慮に値するところである。


7. 「パワハラ」と「指導」の関係
 最後に、パワハラ」と「指導」の関係という難しい問題について補足したい。

 第一弾で述べたとおり、抽象的基準は、「成果物」に対して理由を付して具体的に修正すべき点を示すことは「指導」である。これに対し、「人格」に対する非難をする理由は何もない。また、「怒鳴る」「晒す」という態様で行うのであれば、仮に「成果物」に対して理由を付して具体的に修正すべき点を示していても、「指導」としては不適切であるということになるだろう。

 問題は、本当に具体的場面で、特にそのミスが大きい場合には、「つい声が大きくなってしまう」「嫌味のひとつでも言いたくなる」という部分は人間の心情として考えられなくもない、という点である。ホワイト事務所では、そこを「堪える」訳であるが、そういう人間の心情として考えられなくもない範囲で「必ずしも適当とはいえない」対応をする「グレー」事務所が存在することは事実である。

 

 これに対する基本的な対応としては、「絶対アウト」の線引きと、「そのラインに至らない行為でも、早めに同期等に『こういうのが繰り返されているんだけど、おかしくない』と聞くこと」の2つがあるだろう。

 

 どれだけ重大なミスをしたとしても、なお「あり得ない」であろう「絶対アウト」行為として、

・物理的暴力を振るう

・ミスの代償として、物理的セクハラ等のあり得ない要求する

・長時間怒鳴り続ける

等がある。その領域に至れば、すぐに辞める方向で考えるべきである。

 

ただ、そこまで至らない場合でも、「自分がミスをしたから、そういうことをされるのもしょうがない」ではなく、複数の同期に「ミスに対する指導って、どんな感じが普通かな?自分のボスはXXみたいな感じなんだけど?」と聞くべきである。これを躊躇すると、今ボスがやっているブラック行為が「標準」になってしまう。そうやって、複数の人の意見を聞いて、自分のボスの「ブラック度」を理解した上で行動すべきであろう。

 

 

 

第1弾の記事を書いた所、

 

 というコメントを頂戴した。サイ太先生は過去の弁護士の所属事務所データベースをお持ちだという噂ですが、そのデータベース上の「ブラック事務所」所属歴のある人を一人一人洗う、みたいな地道な調査はしないでくださいね!約束ですよ!

 

 

以下シリーズ化しております。ご参照ください。


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*1:表示法制でいうところのいわゆる「打ち消し表示」です。

*2:なお、年収700万は「悪くない」イメージで作っているが、読者の皆様の「期」によってもイメージが違うかもしれない。

*3:なんだかんだいって、せいぜい、あなたと一緒に頭を下げてくれるだけである。ここで、基本的には、普通の依頼者として、頭を下げられ、場合によって報酬の返還等を申し出られた場合に「次の依頼をすること」には消極的にならざるを得ないが、それ以上に「オオゴト」にしたいという希望は普通はない。依頼者として「オオゴト」にせざるを得ないのは、ミスを認めず、頭を下げない場合の方が多い。

*4:なお、デートDVでも同じである

*5:退職予定の兄弁・姉弁も「犠牲者」なので、あまり責められないが。

5年間の辛口法律書レビューを振り返る〜その3

5年間の辛口法律書レビューを振り返る〜その3

 

 

労働法 (法律学講座双書)

労働法 (法律学講座双書)

 

 

1月1日から連載中の、「5年間の辛口法律書レビューを振り返る」の第3弾を公開したい。

 

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今回は、2016年6月号(No. 99) 124頁であり、今回から季刊連載になり、10冊を厳選している。

 

菅野和夫「労働法」

 

労働法 (法律学講座双書)

労働法 (法律学講座双書)

 

 

 清野 憲一「実践・財務捜査」

実践・財務捜査

実践・財務捜査

  • 作者:清野 憲一
  • 発売日: 2016/01/15
  • メディア: 単行本
 

 

*改正法未対応 中野貞一郎・下村正明「民事執行法

民事執行法

民事執行法

 

 

 荒川 雄二郎「営業秘密Q&A80」

営業秘密Q&A80

営業秘密Q&A80

 

 

 笹川豪介「企業法務のための訴訟マネジメント」

大江忠「新債権法の要件事実」

 

新債権法の要件事実

新債権法の要件事実

  • 作者:大江 忠
  • 発売日: 2018/11/15
  • メディア: 単行本
 

 

佐脇 紀代志「一問一答令和2年改正個人情報保護法(なお、このブログでは、最新版を紹介しているが、原著は「一問一答平成27年改正個人情報保護法」であった。)

 

半田正夫・松田政行 「著作権法コンメンタール

著作権法コンメンタール1 [第2版]: 1条~25条

著作権法コンメンタール1 [第2版]: 1条~25条

  • 発売日: 2015/12/23
  • メディア: 単行本
 

 

 松井茂記他「インターネット法」

インターネット法

インターネット法

  • 発売日: 2015/12/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

大内 伸哉「労働法で人事に新風を 」

労働法で人事に新風を

労働法で人事に新風を

  • 作者:大内 伸哉
  • 発売日: 2016/01/12
  • メディア: 単行本
 

 

わずか10冊ではあるが、定番以外にマニアックなものも織り込んだ回になったのではないかと思っている。

 

#杉原千畝プロジェクト 始めます

#杉原千畝プロジェクト 始めます〜パワハラ事務所からの解放を目指して〜

 

新版 六千人の命のビザ

新版 六千人の命のビザ

  • 作者:杉原 幸子
  • 発売日: 1994/03/01
  • メディア: 単行本
 

 

2021年に何をしたいか、と色々考えたが、やはり「ブラック事務所に就職した若手弁護士」に、「早く逃げろ!」と声を大にして訴えたい。パワハラ事務所は、ナチスドイツの強制収容所みたいな所であり、そこからの脱出を支援するプロジェクトという意味で「 #杉原千畝プロジェクト 」と名付けた。

 

参考:

 


1.パワハラ事務所は未だに多数存在する!

「もう令和ですよ、パワハラなんて!?」と思っている方、大声で叫びたい。

 

 

パワハラ事務所は未だに多数存在する!」

 

 

なぜか。私は主に3つの理由があると思う。

 

理由1:成功体験につながりやすい

 マネージメント経験がほとんどないのに「ボス弁」になった人が、パワハラをすると成功体験を積めるのである。

 例えば、「調子に乗っている」イソがいる場合、そのミスを利用して「ガツン」と言ってやる。そうしたら、イソがいいなりになったとしよう。

 マネジメント経験が薄いボス弁にとってこれは重要な「成功体験」である。

 

理由2:パワハラの連鎖

 意外と多いと思っているのがパワハラの連鎖であり、パワハラ事務所に入った元イソが、先輩となって、または独立してパワハラボス」「パワハラ兄弁・姉弁」として再生産される。

 このパワハラの連鎖はある意味ではパワハラをするマネジメントしか知らない」ことによる不幸だが、なかなか解決は困難である。

 

理由3:「社長」のパワハラであり、誰も牽制できない

 企業であれば、例えば課長がパワハラしていると被害者が部長に申告することで、部長に怒られ、パワハラが止まるパターンもある。

 しかし、ボス一人の事務所だと、誰も牽制できない、いわば「社長」のパワハラであり、誰も止められない。

 

2.パワハラ事務所に入らないための予防策

 パワハラ事務所に入らないための予防策であるが、「情報収集」以外にない。

 

 まず、Internet Archiveを使う。

Internet Archive: Digital Library of Free & Borrowable Books, Movies, Music & Wayback Machine

 

このWayback Machineに、検討している事務所の「弁護士紹介」のURLを入れる。過去誰が辞めたかが丸わかりである。

 それ以外に、判例データベースでボスの名前で検索して、一緒に出てくる人をかたっぱしからググる。「都内法律事務所勤務」とプロフィールに書いていれば「ダウト」である*1

 

 辞めた人が何年くらい在籍したか、という情報自体が非常に貴重だし、学部、ロー、司法修習等の関係での辞めた人との「共通の知り合い」を探し、なんとか面談を取り付けて、「この事務所を考えている(一次通過した、内定もらった)がどうですか?」と聞いてみよう。

 

3.パワハラ事務所に入った場合の対応法
(1)「ミスした自分が悪い!?」

 

パワハラ事務所に入った場合の一番重要なことは、「あなたは必ずミスをする」のである。本当にミスをする。そして、ボスは、そのミスを目敏く見つけてあなたにパワハラをする。

 

しかし、実は、そのミスは「ボスが悪い」のである。

 

典型的には、「3日目の弁護士が、被告側の復代理で簡裁に行ったら期日で司法委員に強く言われて認諾して帰ってきた」みたいなミスであるが、これは、そもそも「3日目の弁護士を一人で裁判所に行かせるな」という話であり、事務所側が全面的に悪い。

 

また、ボスにパワハラをされると、仕事が遅く、かつ、ミスをするようになる。もちろん、鬱等の病気になってそのようになるというパターンもあるが、病気になっていなくても、「余計なことを考えてしまい仕事が進まない、怒られて練っていないものを渡してもっと怒られる」が連鎖し、ミスとパワハラが相互に増幅しあう。

 

 パワハラをするボスというのは「お前がミスをしたり仕事が遅いからこうやってパワハラをされるんだ」と思い込ませようとする。確かに客観的な結果としてはミスをしている、ただ、その原因は実はボスのパワハラであるいわば「マッチポンプであることに早く気づくべきである。

 

(2)パワハラ事務所に入る可能性を想定した対策

 本当であれば入所前に、パワハラ事務所に入る可能性を想定した対策として以下の対応をすべきである。
・条件を明確化する

 おすすめは内定時に「お礼メール」を出すこと。

 

鬼舞辻綜合法律事務所

代表弁護士 鬼舞辻無惨先生

この度は、内定をいただき誠にありがとうございます。

・2021年1月5日出勤開始。土日及び祝日はカレンダー通りの休み。

雇用契約。社保完備。9時出勤17時*2退勤。

・毎月40万円+年末ボーナス220万円の額面計700万円(給与所得)

弁護士会費事務所負担

・個人事件自由(上納なし)

という条件と理解しました。

この内定を受諾させていただきます。よろしくお願いいたします。

司法修習生 竈門炭治郎

 

みたいにメールをしておく。この内容が「後でどう変わるか」は、ブラック事務所かどうかの「バロメーター」である。

 

 

*ボス弁の先生向けの注記:もしこの内容が「そのまま約束通り実現」すれば、労働条件だけを見ると、ホワイトな事務所だと思います。ただ、「いい条件を匂わせて」又は「後で変更する前提でいい条件を提示して」、その後でもう辞退できない時期に条件を悪化させる、というのは、ブラック事務所で結構よく見るパターンなので、その意味で「後でどう変わるか」は、ブラック事務所かどうかの「バロメーター」ということを理解してもらうための「変わる前」の姿として提示しています。「うちの労働条件、鬼舞辻綜合法律事務所より悪いけど(例えば地方で給料がもっと低い)、うちってブラックだった!?」みたいに心配して頂く必要はございません。なお、第2弾でも補足しております。

 

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・バックアップを見つけておく

 ダメだった場合のバックアップを見つけておく。オススメは修習の指導担当に「もし、内定先がパワハラ事務所だったら、先生のところに置いてくれますか?」と聞くこと。少なくとも、次の事務所見つけるまでのノキなら嫌だという人はまずいないだろう。

 

・自慢しない

 嬉しい心理は理解できるが、「有名事務所」に入ったとか「待遇がいい」とかで、それを周りに自慢すると、その事務所がヤバイ事務所の場合、「今更頭を下げれない」気持ちになってしまいがちである。ボスが狂ってるが、ボスが大御所過ぎて、誰も注意できないパターンは普通にある*3

 

パワハラ事務所だった場合のバックアップとして企業を検討する

「バックアップ」でもいいので、企業という選択肢を持っておくことは大事。もちろん「ブラック企業」はあるが、既にインハウスがいる企業の状況を先輩や同期に在職者・OBを紹介してもらう等して情報収集し「いざ自分がパワハラ事務所に入った場合の逃げ出す先の選択肢」として持っておく。

 

(3)「典型的言い訳」に注意!

 パワハラボスの典型的言い訳は以下のものがある。

 

 

・「お前がミスしたから」「お前の成長のためだ」

 ミスをしたからパワハラをしていい、そんな話はない。パワハラをされれば萎縮して成長できる人もできなくなってしまう。

 

 

・「指導の範囲だ」「どの事務所でも最初はこんなものだ」

 ホワイトな環境での「指導」は、「成果物」に対して行われ、「人」や「人格」に対しては行わない。そして、その成果物を「どう」直すべきか、「どうして」直すべきかが具体的に示される。それが「指導」であって、

・抽象的な指示

・場当たり的指示

・指導の名を借りた人格否定

等は、「指導」ではない。

 

 

・「コロナだから」

昨年は、予定より報酬を減らしたり、ボーナスを減らす言い訳に「コロナ」が使われることがよく見られた。コロナでむしろ増収増益*4の事務所もある訳であり、「コロナ」だといって、約束を容易に反故にするボスは、今後も何か言い訳を見つけて約束を反故にすると思ってもそう間違ってはいないだろう。

 

 

4.今パワハラ事務所で苦しんでる人へのメッセージ

(1) 「おかしい」ものは「おかしい」
・暴力を振るう
・人格を否定する発言をする
・私的な時間まで管理する(電話やLineが四六時中来る)
・重要な約束を破る
等は、「おかしい」のである。それを「自分で選んだ事務所だから」「もう少しスキルを身につけてから」「自分がミスするのが悪い」と考えて我慢するのは、まさにパワハラボスの「思う壺」である。

 

(2)「呪いの言葉」に負けない

 辞めようかな、と思った時に、「置かれたところで咲きなさい」や「石の上にも三年」等の言葉が頭を過ぎるかもしれない。これらは典型的な

「呪いの言葉」

である。こういう言葉によって、本来はすぐにでも転職を検討すべき人が、それを思いとどまり、精神を病んでボロボロになる例を知っている。だから、声を大にして「呪いからの解放」を主張したい。

 

(3)「就職先を見つけてから辞める」か「今すぐ辞める」か

 その場合、「就職先を見つけてから辞める」か「今すぐ辞める」かは難しいところである。ただ、

・物理的暴力を振るわれた

・物理的セクハラを受けた

・私的な時間まで管理されて転職活動をする時間がない

・死にたい

 等という場合には、就職先を見つけるまで待つ余裕はないだろう。「体調不良で実家で療養するのでしばらく休職します」とでも言って休み、知り合いに相談して転職先を探すのが現実的ではないか。流石に「腹パンをされたので辞めました」等であれば「短期転職者」としてマイナスに扱われることはないと思われる。

 

 それ以外の場合には、「こっそり転職活動をする」べきである。ここで、

 

ブラック→ブラック

 

という転職は残念ながらよく見かける。理由としては、
・最初に「洗脳」されて違和感に気づけなくなっている
・「早く抜け出さなきゃ」という焦りが正常な判断力を奪う

・「ブラック耐性あり」として、ブラック事務所に諸手を挙げて歓迎される

・自己肯定感が低下し、買い叩きを受け入れてしまう

等。

 

対策は上記2.の予防策を、ここでも行うしかない。

 

なお、「早く逃げ出したいが、ブラック→ブラックの転職はいやだ」という人もいるだろう。その場合の「いいとこ取り」の方法として、即独の同期に登録だけ置かせてもらい、じっくり転職活動するという方法がある。場合によっては「時間に余裕がある仕事あるから、就活と並行してやってみる?報酬は前払いするよ」と言ってもらえるかもしれない。

 

いずれにせよ、ブラック事務所に入った人へのアドバイス「死ぬな。逃げろ!」である。パワハラ事務所で身も心もボロボロにして自殺等をする弁護士は後を絶たない。死なないこと、これが一番重要である。

 

 

以上、ブラック事務所対策として、できるだけ具体的なアドバイスをしてみた。何か質問等があれば、@ahowotaのツイッターにリプをください!

 

以下シリーズ化しております。ご参照ください。


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*1:名前も書きたくない程嫌だ、名前を書いてトラブルになることを怖がっている等の可能性がある。

*2:公開当初5時と書いていたが、誤解を避けるため、変更した。

*3:ある超有名弁護士が狂っているという具体的なエピソードをその超有名弁護士の下で働いで辞めた人から聞いたこともある

*4:なお、交際費が減り減収増益の事務所もある。

5年間の辛口法律書レビューを振り返る〜その2

5年間の辛口法律書レビューを振り返る〜その2

 

 

昨日公表して好評を頂いた、「5年間の辛口法律書レビューを振り返る」の第二弾を公開したい。

 

 

 

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次は、2016年2月号(No. 95) 30頁に掲載したものである。前回のと合わせると「定番」ないしは「定評のある本」の網羅性はかなり高いのではないか。

 

江頭 憲治郎「 株式会社法

株式会社法 第7版

株式会社法 第7版

 

橋本円「社債法」

社債法

社債法

 

 柴田 義人他「M&A実務の基礎」

 

M&A実務の基礎〔第2版〕

M&A実務の基礎〔第2版〕

 

 

阿南 剛他「M&A判例ハンドブック」

 

実務分析 M&A判例ハンドブック

実務分析 M&A判例ハンドブック

 

 淵邊善彦「会社役員のための法務ハンドブック」

 

会社役員のための法務ハンドブック<第2版>

会社役員のための法務ハンドブック<第2版>

  • 発売日: 2015/08/26
  • メディア: 単行本
 

 

 近藤光男他「基礎から学べる金融商品取引法

基礎から学べる金融商品取引法 <第4版>

基礎から学べる金融商品取引法 <第4版>

 

 

 京野哲也「クロスレファレンス民事実務講義」

クロスレファレンス民事実務講義 第2版

クロスレファレンス民事実務講義 第2版

  • 作者:京野 哲也
  • 発売日: 2014/12/31
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

岡口 基一「 民事訴訟マニュアル」

 

民事訴訟マニュアル―書式のポイントと実務― 第2版 上

民事訴訟マニュアル―書式のポイントと実務― 第2版 上

  • 作者:岡口 基一
  • 発売日: 2015/08/31
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 中村直人「訴訟の心得」

訴訟の心得

訴訟の心得

 

 門口 正人他「訴訟の技能」

 

 

 松崎 謙「ニューヨーク州弁護士が教える英文契約の基礎」

ニューヨーク州弁護士が教える 英文契約書の基礎

ニューヨーク州弁護士が教える 英文契約書の基礎

  • 作者:松崎 謙
  • 発売日: 2018/03/20
  • メディア: 単行本
 

 

三輪泰右他「法務担当者による米国民事訴訟対応マニュアル」

 

 

吉川達夫「国際ビジネス法務 」

国際ビジネス法務[第2版]~貿易取引から英文契約書まで~
 

 

小西かおり「法務で使う英文メール 」

法務で使う英文メール

法務で使う英文メール

 

 

 松島 淳也・伊藤 雅浩「システム開発紛争ハンドブック」

 

 小野 斉大他「アプリ法務ハンドブック」

【BUSINESS LAW JOURNAL BOOKS】アプリ法務ハンドブック
 

 

 山本俊他「アプリビジネス成功への法務戦略」

 

*改正未対応 宇賀克也他「論点解説マイナンバー法と企業実務」

論点解説 マイナンバー法と企業実務
 

 

 *改正未対応 岡村 久道「番号利用法」

番号利用法――マイナンバー制度の実務

番号利用法――マイナンバー制度の実務

  • 作者:岡村 久道
  • 発売日: 2015/11/20
  • メディア: 単行本
 

 

 *改正未対応 日置 巴美・板倉 陽一郎「個人情報保護法のしくみ」

個人情報保護法のしくみ

個人情報保護法のしくみ

 

 

* 改正未対応 第二東京弁護士会情報公開・個人情報保護委員会「Q&A改正個人情報保護法

 

オープン・イノベーション・ロー・ネットワーク「 共同研究開発ハンドブック」

 

 

 久保原 和也「不動産賃貸借契約実務サブノート」

民法改正に対応した不動産賃貸借契約実務サブノート
 

 菅久 修一「独占禁止法

独占禁止法〔第4版〕

独占禁止法〔第4版〕

 

 金井貴嗣他「独占禁止法

 

独占禁止法 <第6版>

独占禁止法 <第6版>

  • 発売日: 2018/04/03
  • メディア: 単行本
 

 

 平尾 覚・龍 義人「競争法グローバルコンプライアンス

競争法グローバルコンプライアンス 増補版

競争法グローバルコンプライアンス 増補版

 

 

 白石忠志他「ビジネスを促進する独禁法の道標」

【BUSINESS LAW JOURNAL BOOKS】ビジネスを促進する 独禁法の道標

【BUSINESS LAW JOURNAL BOOKS】ビジネスを促進する 独禁法の道標

  • 発売日: 2015/07/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

長島・大野・常松法律事務所「 不祥事対応ベストプラクティス」

 

尾崎 恒康「 役員・従業員の不祥事対応の実務」

 森・濱田・松本法律事務所「消費者取引の法務」

 

消費者取引の法務

消費者取引の法務

  • 発売日: 2020/11/20
  • メディア: Kindle
 

 

太田 洋他「 消費者集団訴訟特例法の概要と企業の実務対応」

 

大元 慎二「景品表示法

景品表示法〔第5版〕

景品表示法〔第5版〕

  • 作者:大元 慎二
  • 発売日: 2017/04/12
  • メディア: 単行本
 

 

福井 健策「 18歳の著作権入門」

18歳の著作権入門 (ちくまプリマー新書)

18歳の著作権入門 (ちくまプリマー新書)

  • 作者:福井 健策
  • 発売日: 2015/01/08
  • メディア: 新書
 

 

 高部眞規子「著作権・商標・不正競争関係訴訟の実務」

 宮川幸子・清水至「事業をサポートする知的財産実務マニュアル」

事業をサポートする 知的財産実務マニュアル

事業をサポートする 知的財産実務マニュアル

  • 発売日: 2015/07/18
  • メディア: 単行本
 

 

 倉重 公太朗「問題社員対応マニュアル」

決定版!問題社員対応マニュアル (上)

決定版!問題社員対応マニュアル (上)

 

 

南野 森・内山 奈月「憲法主義 」

憲法主義 条文には書かれていない本質

憲法主義 条文には書かれていない本質

 

北村 喜宣「 環境法」

 

環境法 第5版

環境法 第5版

  • 作者:北村 喜宣
  • 発売日: 2020/09/18
  • メディア: 単行本
 

 

 石川 敏行他「はじめての行政法

はじめての行政法 第4版 (有斐閣アルマ > Basic)
 

 

 野村 慧「弁護士・法務人材就職・転職のすべて」

新版 弁護士・法務人材 就職・転職のすべて

新版 弁護士・法務人材 就職・転職のすべて

  • 作者:野村 慧
  • 発売日: 2019/02/27
  • メディア: 単行本

 

 

 

いかがでしたでしょうか。紹介後に改訂されているのがほとんどであり「定番」という感じがします。また明日も引き続き紹介しなす!